林檎博'14 11/29,30 年女の逆襲ライブレポ(ネタバレあり長文)

11/29一日目の記憶を11/30二日目見た内容で補いながら書きます。

また、@higenotamayama さんのブログの記事を参考にしました。
ご無沙汰です。
大阪、福岡ではじめて見る方、今回のライブはネタばれ見ない方がいいです。

(一日目)
さいたまスーパーアリーナ 開演20分前に到着
会場外のグッズにはものすごい列 この人たちは今日は見ない人なのか
200レベル300レベルの入り口に10分ほど並び入ることができた
手旗売り子がいない、きょろきょろ探すもわからず
とりあえず237扉から入り席へなんと一番上から2列目。
荷物を置いてもう一度手旗を探しにいく。
持っている人に聞いたら、入り口入ったあたりと。
そこらしい列に行ってみたらものすごい列で、係員に、
今並んだら開演に間に合いませんと言われ諦める。
こんなこともあろうかと08の時の旗と神山町班大会の旗を持って来ておいた。
(二日目)
今回は開場40分前に到着。
開場時に早く入って、開場内で手旗だけは確保しようと来たが、
なんと会場外のグッズ売り場の列が昨日よりも短く、流れも早い。
すかさず並び、手旗だけでなくありあまる富箱などいろいろ買う。


注意!!!!ーーーーーーーここからネタばれーーーーーーーp


アリーナ席後方のミキサー卓の場所が、高い台の上に作られている。
実はこの中に仕掛けがある。
客電が消えて舞台前の幕に、スターティングクレジットなのか
モノクロの映像が映し出されて、
「今」が始まる。興奮で文字を追えない。
M01 今
曲の後半の盛り上がるところで、映像を写した幕がはらりと落ちる。
客席後方の台の中から、林檎登場小舟に乗っていて、本当に浮かんでいるみたい。
かっこええー。大きな帽子をかぶっている。洋装だが花魁的イメージかな。
小舟は舞台に向かってゆっくり進む。
すこしずつあがっていく。神がかりすぎる。
一日目は200lvの31列目で上から見るとサイリウムみたいに見えた

青い光のゆらめきで、川の水に見せていたのは、
観客の百人ほどにLEDでも渡してんのかなと思ったけど、
二日目に200lvの3列目で見て、タネが分かった。
アリーナ観客の頭より少し上にレーザー光線を飛ばして
観客が振る手旗に当てて光らせているのだ。
観客の動きを織り込んで演出に使うとは。

M02 葬列
うわー、歌い始めからカルキの曲にいくとは、いい意味で予想を裏切りまくり。
ディスカバリーを思い出させる泡みたいな映像。
舞台後方、競りあがっていて左側は弦楽隊、右側はブラス隊とパーカッション
スクリーンは中央上、左右、いくつかに分かれている。

 

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でも、アーチストを大写しにしてくれない。双眼鏡持って来て良かった。
舞台上は左から、
pf 赤いボンボリがついたおもろい帽子かぶっていて、
弾くスタイルもまさしくヒイズミ
vn&コンマス 斉藤ネコさん
アコーディオン 佐藤くん
gt 浮雲 黒白細い目ボーダー柄の長袖Tシャツ(ステージ上はみんな)
ヒーちゃん、浮ちゃんはTVの歌番組にも出ていたので期待していたが予想通り。
gt 竹内さんだった
ウッドベース 鳥越くん
dr 見るからにみどりん
ほかにもいたかな。
ステージ上のスモークが幻想的。

アカペラになるとことでの男性陣のコーラスも良かったな。

M03 赤道を越えたら
林檎はタンバリン。浮ちゃんもタンバリンとパーカッション。
今回は浮雲はギタリストというよりボーカリスト。いい声してるし。
背面のスクリーンが無地で、バンドメンバーのシルエットが映える。
バンド+ブラス隊がゴージャスな曲。

M04 都合のいい身体
今回のメインテーマ、キャバレーの曲来た。
アメリカの60年代のネオン風のLEDのスクリーン。
グラマラス ボディとか
ボディコンシャスとかそんな言葉が並ぶ。
音楽もバンドの何人かがコーラスにまわりゴージャス。
三拍子のリズムに合わせて、海原の小舟がどんぶらこ、どんぶらことか、
白いお化けのアニメが踊る等、ディズニーのファンタジアを彷彿とさせる。
この映像もすばらしい。

(タレコミ)二日目、林檎ちゃんが歌うの忘れて、後ろにいて、
あわてて小走りしてマイクのところに来て、途中から歌いだしたというのが
ありました。

M05 やっつけ仕事
おー、古い曲もやるのね。テンポかなり速め。
この曲はバンドメンバーだけでバッチリキメる。
林檎も投げやり風、ボーカルがいい。

M06 走れゎナンバー
事変の頃からCG映像をうまく使っていたが、この曲の映像は秀逸。
路上を走る赤い車を空撮したようなCGやゲームマシンのような、
車のフロントガラスのような映像。
この曲だったか、ディズニーのファンタジアを意識したような、
白いお化けが踊る映像。児玉裕一の仕業と見た。
そらそうだわな。
車のナンバーはもちろん、わ04-17。
歌い終わったとき、すーっと奈落に吸い込まれる。
ringoexpo08の時にも使った手法。

M07 渦中の男(インスト+録音ボーカル) 林檎は衣装チェンジ
二人のダンサーの映像も。
一人は朝ドラのカーネーションに出てきた、
コシノジュンコ風のサイケな感じ。も一人はもっとアナーキーな感じ。
ネコさんが中央でバイオリンを弾く。かっこいい。

M08 遭難
JAZZアレンジで来たけどすぐわかった。
事変曲もやってくれるんだ。嬉しい。
花嫁みたいな白いドレス、ブーケ、髪はピンク。白い顔のメーク。

M09 JL005便で
この曲の映像は、離陸した飛行機の雲の上からの映像。
M06は車。こちらは飛行機。
最初のスクリーンは夜の滑走路。005と表示される。
そこから離陸して、夜空を飛ぶ。天井から吊るしたLEDが
青く輝き星のよう。
やがて白い光が差し、朝の雲の上を飛ぶ。
さっきは映像だったダンサー二人がリアルに登場。
ダンサーも白い布をまとってる。
オルガン風の音が雰囲気をよく出している。

M10 私の愛する人
この曲はカーネーションのシングルCDのカップリングだったらしい。
一日目に聴いて、自分のCDを探したら合った。CD買ってたのに、
iTunesにすら入れていなかったという失態。
ストリングスが有効に使われるサンバの曲。
浮雲と掛け合いで歌う。途中から、事変解散後に
使われていたPVの映像が使われる。
何人ものキャップを被った林檎が行進する。

M11 禁じられた遊び
この曲は赤。冒頭のメロディーの辺りをヒイズミのカオスなピアノで、
緊張感たっぷり張り詰めさせる。
そして「雨音は~」からのサビでは、ディスカバリーの時と同じように
旗ふりまくり。

この曲もJAZZYなアレンジ。テンポがかなり速い。

M12 暗夜の心中立て
マーチ風の演奏で始まって何の曲かと思ったけど、
石川さゆりに提供したこの曲だったか。
石川さゆりに負けないよう絶唱。二日目の声が凄かった。
白いドレスの赤い光を当てて、赤いドレスに染め上げている。
林檎が歌ってもエロい。ゴージャスな曲に仕上がっている。

M13 Between today and tomorrow 林檎は衣装チェンジ
ヒーちゃんのピアノソロで始まり、ネコさんのバイオリン、
佐藤くんのアコーディオンいい感じに続く。
映像は、それらのアーチストの演奏の姿に炎がかさなる映像。
これは予め撮っておいたものみたい。
ここで、GALACTIC EMPIRE という楽団名が明かされる。

M14 決定的三分間
ダンサー二人とともにオレンジ色の衣装を着て登場。
林檎は短めのワンピース、ダンサー二人はショートパンツ姿。
拡声器で歌う。映像でのRingo Expo 2014と表示された
iPhoneの映像が左右のスクリーンに表示され効果的。
ここでディスカバリーの時と同じような電飾階段が使われる。
今回あちこちで、児玉さんは東京事変の最後のツアー、
ディスカバリーの映像手法をもう一度使う。
これが事変好きにはたまらない。

M15 能動的三分間
ディスプレイは電飾階段も含め、
すべて赤い字で残り時間のカウントダウン。
途中から、ほかのテロップが混じる。
テロップの内容は、
電車の遅延表示や携帯電話の使用はお控えくださいという鉄道もの、
スピード厳守というような道路交通にかかわるもの、
前日に比べ3ポイントアップみたいな株式市場のもの、
能動的三分間の歌詞の一部が混じる、
児玉さん、かなり遊んでいる。おもしろい。
浮雲は、ギターを持たず前に出て歌う。
ほかのバンドのリードボーカルをギターとコーラスに従える贅沢。

M16 ちちんぷいぷい
フルートのイントロに始まりこの曲が始まる。
スクリーンのリンゴの絵、それに絡む照明が面白い。
もちろん、唯一みんなで叫べるところ。リンゴ!やりましたとも。
楽しい。

M17 密偵物語
ちちんぷいぷいと密偵物語、似ているので続けたら面白いと思ってた。
スクリーンはアメリカの劇画風でかなりエロい林檎らしき女性。
曲の後半で、後ろからきんきらのモールがアリーナに発射される。
かなりゴージャス感が高まってきた。

M18 殺し屋危機一髪
最初のに、林檎がピストルを撃ち、スクリーンは弾丸で割れたガラスになる。
ゴージャスなキャバレー路線は続く。
エクスタシー(XTC)、致命傷、など歌詞のキメの部分で効果的に文字が表示される。
アメリカンコミック風のスクリーンに日本語訳字幕。

M19 望遠鏡の外の景色(インスト)林檎は衣装替え
ここでディスプレイを使って、演奏陣紹介
ここでも浮雲は自転車で登場するなど、かなり目立っている。
歌の最後で林檎が登場し、一節だけ歌う。

M20 最果てが見たい
白スーツに赤い縦のラインのコート。ダンサー二人も同じ色合い。
映像は緑の草原。
唯一、まったりとした雰囲気。

M21 NIPPON
ドンドンドドドン チアホーンがプワー
ダンサー二人は手旗の振り方指導役。
楽しい、そして後半映像にPVと同じ日の丸が出るところで、涙ブワー(二日目)

M22 自由へ道連れ
ここで、拡声器で歌う。盛り上がる。
M01の時に通ったアリーナ席中央の通路を台にに乗って進む。
片足で立ち、手すりのようなものにつかまり、もう片方の足を後ろに上げる。
何のしぐさかな。
(タレコミ)あの足を上げる姿は、スケボーなのではないかとのこと。
舞台から光が注ぐとき、アリーナ席の手旗の海がすごい。

スパンコールワンピース。ピンクのライン入り。

終盤になって林檎が天使みたいな羽をつける。

M23 流行
イントロでうわー、これやってくれるの! 嬉し、びっくり。
もう一人のギターが竹内さんだからこれは大丈夫だけど、
ラップは誰が???浮ちゃんがやってくれました。
ラップは、もちろん本家のMUMMY-Dのほうが上だが、
そのかわり浮雲はコーラスもできる。かなり浮ちゃんのボーカルが多用されている
衣装もコートを脱いでスパンコール入りのピンクのワンピース。

M24 主演の女
映像はラスベガスのネオンサイン風のゴージャス感。
キャバレー ボンボヤージュ 
Like virginとかSuger & Spice とか
さらにワンピースも脱ぎ、ゴールドのレオタード。
ムチムチボディーのモンロー風。
胸元がかなりエロい。
曲の最後に天使の羽みたいなのを背中につける。

M25 静かなる逆襲
一日目はこの曲が最後だというのが聞き取れず、終わってから
暗転になったのは次の曲待ちかなとしばし待った。
それでも始まらないので、やっとアンコール待ちだと気づく。
だって、それまで一切MCなんだから。
え、もうと思ったけど、時計をみたらすでに一時間半は経過している。
まだ50分も経過していないと思わせるほど、めくるめくショウだった。
二日目には、最後の一曲、お付き合いくださいますか、みたいなのが聞こえた。
曲の途中でネコさん、佐藤くん、浮雲、もう一人誰かが、
バズーカ砲を電飾階段を降りてくる。
終盤に、客席めがけキラキラモール発射。

M26 マヤカシ優男
ブラスでファンファーレが鳴り響き、照明を照らしあげる。
ヒイズミのピアノがすごい。
二日目は途中、背中の後ろから手を回して弾く曲芸みないなプレイも披露。
林檎の笑顔が良かった。
衣装は、ゴールドのレオタードに水色っぽい毛皮風のモールを羽織る。
太ももの峰富士子ならピストルをつける場所に、イアモニタのワイヤレス装置を
ガーターベルトでとめているのも事変時代からのエロい継承。

 

MC 一日目 (こんな感じ)
今日はようこそ。
おはなしもせんとやってしまいました。
みなさんが、どんどんやれという感じだったので。
残すところあと1曲です。
客席、エー 林檎 この一曲をお楽しみください。

MC 二日目 (こんな感じ)
本日は彩の国にようこそ。遠くから来た方いらっしゃいますか。
年女の逆襲ということで、失礼ながらサディスティックにやってみました。

M27 ありきたりな女
最初はピアノだけ、途中からもバンドメンバーだけで演る。
ロングトーンのグッパーーーイがすごい。
歌い終えると深くお辞儀をして林檎退場。
バンドメンバーも演奏を終えると、さっと退場。

エンドロール 本当のさよなら 最後の締めまで浮雲の歌声
かなり一生懸命スタッフの名前を追う。
映像はウスイヒロシ そして児玉裕一か 衣装は飯嶋久美子 やっぱりなと
とかつぶやきながら余韻にひたる。

かなり短くて腹八分目感があるけどこれでいいのだろう。

いろいろ、直さないといけないですが、いったんアップして寝ます。