【ネタばれ注意】ひょっとしてレコ発ライブ2018ライブレポ0版

ひょっとしてレコ発ライブ2018ライブレポ0版
改め椎名林檎と彼奴等の居る真空地帯-AIR POCKET-2018ライブレポ0版

今回のひょっとしてレコ発ライブ2018のチケットを取られていて
まだ見られていないかたは、このレポをスルーすることをお勧め
します。
白紙の状態でライブを見たほうが驚きと感動が大きいからです。

ちゃんとライブレポを書くのは、2015の台湾でのライブ、
(生)林檎博15垂涎三尺以来です。
ライブレポを書く目的はライブを見たときの感動を、
DVDが出るまでの間、少しでも記憶に留めるため、
書き留めるものです。
ここまで3/31神戸公演、4/8新潟公演に参加しました。
3/31は、ただただ唖然とするばかりで、メモを取るどころでは
ありませんでした。
4/8新潟公演では、ポケットサイズのノートの見開き2ページ毎に
セトリ順に曲目を書き込み、臨みました。
しかしながら、今回、客席が明るくなる機会が少なかったこと、
会場係員の方が公演中のスマホの使用に厳しく目を光らせていた事
曲目を太いサインペンでなく細いボールペンの字で書いてしまった
事などがかさなり、ちゃんとしたメモが取れていません。
また、私は記憶力が人より悪いですし、女性の衣装、装飾品、メイク
などについての知識も乏しいです。
暗かったので、違うページに演出内容をメモったかもしれません
従いまして、ちがうよ、そこはこうだったよ、とか
その演出はその曲ではなく、次のこの曲だったよ、というご指摘、
タレこみをいただけたらとてもうれしいです。
誤字脱字もよろしくです。

↓↓↓ネタばれ注意↓↓↓↓↓↓ネタばれ注意↓↓↓

 

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■前説
新潟公演はご当地出身児玉裕一さんによる諸注意事項等
10分前くらいと開演直前と二度あり

■Opening
おもむろにスタート
背面のスクリーン 正方形の窓枠
3分からカウントダウン 
能動的三分間と同じく100分の1秒まで表示され、
めまぐるしく数字が回る。
RINGOのロゴ
その下にHYORECO SPACE CENTER
打ち上げ準備の交信音声
20秒前辺りからカウントダウン読み上げ
もちろん、客席のみんなも一緒に読み上げ
スペースシャトル発射の映像
うーかっこいいぞー

■M01.人生は思い通り
ロングの柄物のワンピース
頭にはシルバーキラキラの甲冑のような帽子、肩の防具、
エストの太いベルトはまるで甲冑のような風合い、
エレガンス&スパルタンみたいな

映像の打ち上げられたスペースシャトルはぐんぐん上がり、
宇宙空間でアマゾン風のダンボールを開けると
その箱の中には見たことあるCDのジャケットが
そう、逆輸入-航空局-の文楽人形のジャケット
宇宙に届けられたCD
そんな幕開け

この曲、あんまり知らない。またやらかした。
シングルCDのカップリングは私の鬼門
シングルCDは買うんだけど、買った時点で満足してしまい、
そのうちMステとかで実演を見てしまうと、iTunesに楽曲を
入れることすら怠ってしまう。過去「私の愛するひと」で同じ
過ちをやらかして、反省していたのに、結局未だ入れておらず、
ライブから帰って大捜査の後にCD発見しました
淡々としたライブの出だしの選曲として秀逸

■M02.おいしい季節
ハープシコード風シンセのイントロ、
思いっきりかわいいボーカル
10代の少女になれちゃう林檎は凄い
こういう曲の相方やらせてもひーちゃんは絶品
残念なのは掛け合いの声が自分の声の録音であること
浮ちゃんがいれば、リアルタイムでやってくれたと思うが
今回、適任者おらずこのようになったのだろう
女性のリードボーカルの相方をできる演奏家をぜひ、
次は入れて欲しいものです
もちろん浮ちゃんがベストなのですが

■M03.色恋沙汰
LOVE AFFAIRの文字
軽快なリズムに合わせ、夕日、海、白馬、ドローン映像が
繰り広げられる。児玉ワールド

この曲トロンボーンはかっこいい
鳥越啓介ちゃんのかっこいいベースがここらあたりから
むくむくと頭角を現すのですよ
バンドの衣装はモンゴル相撲レスラー風、この衣装欲しい

■M04.ギブス
この曲が来たら私は無条件降伏
林檎がギター弾こうが、目潰しの照明がまぶしかろうが
そんなこと関係なし
神戸の時、おおお、ここへジャンプしたかと、感激いたしました

■M05.意識
開始早々、ネオンサイン風で縦書きで

  意
  識

この曲は文字多用の映像演出
歌詞がえげつないことは、前から重々承知していても、
LEDテロップの横書きを縦に流す映像でやられるとさらに
ねじ伏せられる

「君が慕う思春期と 僕が用ゐる反抗期
 もはやごろ合はすことがすきなのだらう
 嘘ヲ吐クナヨ 」 とか、歌詞を知っている人も
初めて見るも、心えぐられるに違いない

児玉さんもきっとえぐられてしまって、
この映像を使ふことにしたのだらう

■M06.JL005便で
ギターのハーモニクス
聞きなれないバースから入る
途中でJL005便であることが分かる

ここからがオープニングロール
ライブのタイトルが、
椎名林檎と彼奴等の居る 真空地帯 -AIR POCKET- 2018で
あることが明かされる

林檎博14のあの映像演出を思い出させるように、
映像を多用した児玉ワールドの映像が繰り広げられる
ここからが本編のスタート
バンドメンバー、キャスト、スタッフが紹介される

※※私としたことか重要な、衣装、メイク、ヘアーなどの
方々のお名前を見落としております
見た方はタレこみお願いいたします※※

映像の中には、「ありあまる富」を彷彿とさせる
スローモーションで木っ端微塵の映像もあったような

この曲の終わりの方で、打掛風の布を目隠しにして、
生着替えをやりました

■M07.弁解ドビュッシー
着替えた衣装は、コートのようなものだと思うのですが、
その中にちらちらと見える緑の下着とおみ足しか記憶にありません
今回、ロックな曲な比率が高かったですよね

■M08.少女ロボット
この曲のボーカルも可愛かったな
ヒイズミさんがショルキーを最初に使ったのはこの曲だったかな

■M09.浴室
イントロですぐ分かるこの曲
全体に赤の映像、恐怖をかきたてる

途中、櫛で髪をおろしてロングヘアーに
え、え、え、ここであの、伝説の演出をやるのか、台湾でも再演した
ステージにシンクが設置されていないのに

あの、林檎を切り刻む演出は映像の中でコンパクトに見せられました
そして、林檎さんは扇子で切り刻む振りをしました
これからも何度もこの演出のリバイバルを見ることになるのでしょうが
出てくる度に納得するのだと思います
それほど生林檎博08のあの演出は鮮烈でした

途中から水をイメージさせるブルー系の映像に
手塚治虫ワールド、火の鳥などの作品であったような
生命の起源を思い起こさせるような映像

映像に携わるものであれば、手塚治虫は誰もがやってみたい題目
でも、安易には手を出せない世界
水、生と死、そういうものを扱ったこの楽曲だからこの演出は
許される、納得できる

まあ、私の勝手な解釈ですが

■M10.薄ら氷心中
この曲は演ってくれると思ってました
林原めぐみ嬢の声はかなりエロかったですが、
それを超えてくると信じてました
そして、期待通りでした

すいません、そのエロさを私は文字にすることができません
語彙力が圧倒的に足りていないのです
これだけはDVDを待つしかありません

サンバ風のヒイズミさんのピアノがとても心地よくて、
エロさをちょうど中和してくれました
鳥越くんのベースもかっこいい

■M11.暗夜の心中立て
M08からのM11の少女ロボット~浴室~薄ら氷心中暗夜の心中立て
の流れ、最高でございました
ひれ伏すばかりでございます、参りました

この曲でもパワフルに歌い上げます
そのパワフルな声にホーン陣が応えます
本当にいいホーン陣を手繰り寄せたもんだと思います
ゴージャス

曲中で番傘を上手く使います。
終わりの方で、傘を開いて舞台奥へ
傘で隠して、一度消える それでお着替えタイム
生林檎博08のカリソメ乙女をちょっと思い出しました 台湾でも再演したし

今回のライブではお着替えタイムを聴衆に意識させず、
いろんな衣装を見せてくれました

■M12.枯葉
アカペラで始まる
髪の毛をざくざくと切る映像
ハモンドオルガン風のヒイズミさんのKEYの音が絡んでくる
CDでは後半、英語バージョンになって激しい曲調になるのだが
そこはカット
おそらく、後ろの曲とのつながりを考えてでしょう

■M13.眩暈
ヒイズミさんコーラス
この曲だと彼の低い声でもマッチする
こういう曲を持ってくるとガラッと雰囲気変えましたよ、というのが
もろ伝わる
この曲は生で聴くのは初めて
これからのライブでもこういうビックリ箱を仕込んでくれるのかな
だから林檎さんのライブや止められん

■M14.おとなの掟
白のTシャツ、黒のスリムなパンツ
カッコいいなあ
神戸公演の時、開場前の先行販売の終わりごろに滑り込めたので、ぐっずを
ゆっくり選べましたが、そのときはどうせ自分には似合わないと思って、
今回はTシャツをパスする決断をしました。

でも、この姿があまりにもかっこよかったので、似合うとか似合わないとか
関係なく無性に欲しくなりました。
アンコールの時、客席を飛び出し、長いエスカレーターを駆け下り、
白のラマ文字入りTシャツを買い、長いエスカレーターを駆け上がり
ついでにトイレもいって、客席にもどってきました

■M15.重金属製の女
この曲でも文字多用の映像
まだ耳慣れていない曲の場合、
テロップはうれしいかな
でも、ちょっと多すぎなような

■M16.静かなる逆襲
このゴージャスなバンドメンバーでこの曲をやらない手はないでしょう
単に逆襲つながりだったのかな
M15からの畳み掛けるようなロックな流れ、とても心地よかったです

■M17.華麗なる逆襲
MANGARAMAの文字がラストスパートに向かっていることを聴衆に示す
そして旗振りの命令
喜んで従いますとも

■M18.孤独のあかつき
この曲、カラオケで歌っていて、めちゃ高いなーと思ってたけど、
当たり前だけどちゃんと歌いこなしたね

■M19.自由へ道連れ
ラストスパートにぴったりな疾走感
パステルカラーの映像
ヒイズミさんはショルキー
最後に「ありがとう」 え、これが本日初MC?

■M20.人生は夢だらけ
今回のライブでベスト1の歌唱を挙げろといわれたら
この曲でしょう
高畑充希ちゃんの歌唱もよかったけど、
一旦パスしておいて、折り返されたボールを見事にゴール決めたね
前半は、ヒイズミさんのピアノと2人で
CDと同様、ブレス音もしっかりマイクに入って、それすら美しい
そして後半、ホーン隊と共に歌い上げる ロングトーンもとてもいい

映像は、街の風景 丸いもの→富士山の火口 そして富士山の姿
映像を作る人は、やっぱりこの歌詞に反応したね

「そう あなたのように居たいです 富士山」

これは予想通りだったのでニンマリした

そして、歌い終わって、林檎はいつものように先にハケる
演奏はしばらく続く 林檎の姿は見えないのに絶唱の残像がはっきり残る

<ここで本編終了 20曲あっというまに駆け抜けた 一時間も経っていない印象>

■M21.丸の内サディスティック
出ました~ セットで17万円の着物 緑色
なんて似合うんだ バンドメンバーも黒に緑のTシャツ
ああ、このTシャツも欲しくなってきた
わざわざ物販宣伝タイムなんかやらなくて無言で売りつけてる

草履にもシルバーのラインが入っていてかっこよかった
今回、2公演とも初見の方に同行いただきましたが、
めっちゃ誇らしかったです

■M22.NIPPON
出だしの映像は、天井から林檎を歌う後姿を映したもの
この映像新鮮、凝った映像よりこういうのが好き
間奏での日の丸は、真っ赤な正方形がだんだん丸くなっていく映像
好評だったリオオリンピック閉会式の映像へのセルフオマージュ?
でもファンはうれしいよ

■M23.野性の同盟
「本日はいろいろある中お集まりいただきありがとうございました」的なMC
ラストの演出はスモークの中にバンドメンバーが消えていく演出
ウルトラCの「極まる」の演出の再現
その演出に合わせて、この曲を最後にもってきたのかな


■■■■■■■■■■■■全体の感想■■■■■■■■■■■■■■■
今回のライブは歌唱そしてバンドの演奏がいつもにも増して秀逸でした
特にベースの鳥越啓介さん
私は2015百鬼夜行から熱烈な鳥越フェチなのですが、今回も大活躍でした
曲によってウッドベースアップライトベースエレキベースを使い分け
ますが、特にアップライトベースの音、それに引いているときの所作に
惚れ惚れしました
音がオクターブ飛ぶようなところの所作がなんとも美しい
その昔、阪神好きのラジオパーソナリティが、
「かいらし、かいらし、かいらし掛布」と叫んでましたが、
まさに今の私は、「かいらし、かいらし、かいらし鳥越くん」です
みどりんのドラミング歌をがっちり支えてましたし、独特のノリを
作っていたと思います
名越さんのギターは安定のザリザリ感、全体がジャジーな雰囲気の中、
彼のギターだけが常にロック感を失わず、根っこはロックであるという
ところに錨を下ろしているようでした
村田陽一西村浩二山本拓夫のホーン隊、音も見た目もゴージャスでした
そしてそして、ヒイズミさん、H ZETTRIOでも大活躍していて、
彼のスケジュールは押さえられないのでは?と心配していました
ピアノ、ハモンドオルガン、多様な音色のシンセ、縦横無尽の活躍でした
常々書いてますが、ヒイズミさんと林檎の二人でライブやって欲しいです
武道館の真ん中にピアノ一台置いて・・・

と、書き出すとキリがないくらい演奏と歌唱が秀逸でした
特に林檎の歌が終わったあとバンドだけが残って後奏をするときに
バンドが激しく音を出せば出すほど、林檎の歌声の残像がくっきり浮かび
上がるシーンが事変のころから大好きだったのですが(例えば「生きる」)
今回その再現が2回ありました
M11.暗夜の心中立て M20.人生は夢だらけ で

これからもこのシーンに出会えることを期待します

残念だったのは、曲中でも書きましたが、コーラスです
コーラス好きとしては、浮ちゃんが抜けたのは大きなマイナスでした
別に他の人でもいいので、今後もコーラスができる人を一人入れて欲しいな

それから映像演出、大好きなのですが、ちょっと児玉さんお仕事しすぎと
思いました
歌唱と演奏が凄かったので、あくまでもそれがメインで、映像はあくまでも
背景であって欲しかったかな
映像演出が際立つ曲と控えめな曲の比率がざっくり2:1くらいの比率
だったように思いますが、逆に1:2くらいで良かったのかなと思いました
個人的な希望ですが
事変のDISCOVERYの時は豪華な電飾装置を用意しながらも、
前半はその使用は控えめにして、後半にフル稼働させてました
そういう使い方が好きです

過去の演出の再来がいくつかありましたが、これは好きです
一度見たことがある人にはニンマリ感を持たせることができるし、
初めて見る人にはぜひ現場で生体験して欲しいといういい演出の蓄積が
たくさんあるので、これを使わない手はないと思います

言葉でいくら書いても、DVDが出てきたらこんな文章は無価値ですね
とにかく早く映像を見たいです

長文、見ていただいてありがとうございます
セトリ、演出があった箇所の確認で、浮雲chさん、(TAM)さんのレポを
参照させていただきました
いつもありがとうございます

ラストの鹿児島でまた見る予定なので、その感想や皆様のタレこみに
よる修正、加筆をするかもしれませんので、また時々見に来てくださると
嬉しいです

 

東京事変Live tour 2011 Discovery in 静岡

mixi転載★ネタばれあり長文ライブレポ 
東京事変Live tour 2011 Discovery in 静岡 
セットリスト、演出の記述がありますので、 
ネタばれ嫌な方は見ないようにしてくだい。 

今回まじめにライブレポを書こうと思って 
ノートの一ページに一曲ずつ、曲名の暗号みたいなのを 
府中のセトリを元に準備して行きました。 
が、かなり変わっていたので大慌てでした。 
曲順も違っているかもしれませんが、後で見直すと 
事変コミュの静岡のトピの247のよしさんとは一致していました。 

1.天国へようこそ 
半分透けるスクリーンが降りたままスタート。 
白い泥のような爆弾みたいなのが落ちて行く映像のまま 
演奏は続く。 
最後レーザー光で多面体が描かれ、最後に 
HERE'S HEAVEN 

2.空が鳴っている 
スクリーンが上がる。全員白い衣装。 
林檎ちゃん、かなりボディコンな(死語?)衣装。 
水牛とかみたいな白い角がついた帽子。 
短いスカートで膝下も白のふわーとしたものを身につけて 
お尻にも白いものを付けてかなりセクシー。 
わっちはもちろんギター。白いハットがダンディ。 

3.風に肖って行け 
リズムをキメる所がいちいちかっこいい。 

ここでMC。うろ覚えですが。 
ありがとう。 
(ここで林檎ちゃんアコースティックギター
今日は10/2ですよね。 
明日から放送されるNHK連続ドラマの主題歌を東京事変でやります。 

4.カーネーション 
会場はシンと聴き入る。 
昭和な感じをうまく出している曲。 
わっちが立って弾いている楽器を双眼鏡で一生懸命みたんですが 
あれはウインドシンセなんでしょうかね。 
最初、ピアニカなのかなと思いましたが、それよりも細いようにも見えました。 
ハーモニカに近い音色で、その昭和な優しい雰囲気を作っていました 

5.海底に巣くう男 
林檎ちゃんはタンバリン 
曲順変更にうろたえたのか、あまりメモれていません。 

6.カリソメ乙女 
わっちのピアノから入るアレンジ。 
いつももいつものイントロに入って大歓声。 
ウラウラが続くリズムがめちゃくちゃかっこいい。 
この曲は盛り上がるわ。 
とくにサビの部分では私飛び跳ねました。 

7.禁じられた遊び 
照明が赤と緑とかいろいろ効果的。 
そして、曲終わりにスクリーンが降りる。 
暗い海底から泡が出るような映像。 
今回のライブは、スクリーンが下りて映像に変わり、 
その間に裏で、ステージセット入れ替え、全員衣装替えというのが 
2回ありました。 

8.恐るべき大人達 
黒に白線が基調の衣装。アダルトーな雰囲気。 
男子はタキシード風。ズボンはジャージのような白縦線。 
浮ちゃんだけ、タキシードの下のシャツが白衣みたいに 
長く膝くらいまで伸びてとても彼らしい雰囲気。 
林檎ちゃんは、青林檎マラカスを振っていました。 
髪型も変わって、しっとりとした色気が出た雰囲気。 
この曲も字幕が出て、Rejoiceとか。印象的。 
林檎ちゃん自身の声でのハモリが音源で入ってました。 

9.かつては男と女 
曲全体に、浮雲のワウワウした音が雰囲気を作る。 
エンディングはハモンドオルガンの音でわっちがソロをやりました。 

10.ハンサム過ぎて 
字幕で和訳が写される。 
林檎ちゃんが黒ぶちメガネかけてたのはこの曲からでしたっけ。 
タンバリンたたいてました 
その前の曲からかな。 
全体的にモノクロームで、都会的、セクシーな雰囲気。 
男子達の衣装はこの曲をモチーフにしたものだんでしょうね。 

11.秘密 
ここも曲順を変えてきた。 
4ビートになるところは、林檎ちゃんは横歩き、いわゆる丸サステップ。 
途中からこの曲は大展開。 
まず、わっち、浮雲が前に出てきてラップ。 
そして師匠のベースソロ。 
この間に、浮きちゃんはステージ後ろの階段を上がり、 
浮雲のギターソロになると、階段全体が電飾になる。 
浮ちゃんが空中でギターを弾いているように見えて、 
ここめちゃくちゃかっこいい。府中の時は、度肝を抜かれました。 
ここは、この演出を作った人の大勝利。 
ステージ全体に出るUKIGMOの電飾の中でギターを弾く浮雲。 
かっこよすぎる。女性ファンはもうドキューンって来たのではないでしょうか。 
ここから、このステージ後ろの電飾装置(たぶんLED)が効果的に使われまくります。 

12.某都民 
曲順が府中とは変わったので、この曲は東京限定なのかなと一瞬思わせといて、 
次にやりました。この曲、とても事変らしくて大好き。 
そうここ東京の時が、東京というべきか静岡というべきか迷い、全員大合唱と 
ならないのは残念。後ろに電飾あるなら、TOKYOとかSHIZUOKAとか表示して 
くれたら、みんなで声を揃えられるのに。 

13.ドーパミント! BPM103 
この曲の電飾が効果的に使われる。 
BPM103の文字はもちろんのこと、 
心電図の波形が出てくるのが効果的。 
54321のところも、電飾がそれに同期してうまく使われて、それでなくても 
上がるこの曲をさらに盛り上がる。 
アルバムで指を鳴らすところの裏打ちが、みんなが手拍子で入れて気持ちいい。 
あー超名曲だ。こんな曲、他のバンドでは絶対できない。JAZZYなんだけどひねりまくり。 

14.女の子は誰でも 
来たー、一瞬でピンクのふりふりドレスに早変わり。 
林檎ちゃんが、魔法をかけるところで鉄琴をトロロローンてやるのはテレ朝ドリームと同じ。 
もう超かわいい。おっさん、脳みそ溶けそう。右の腿のところに白いベルトして、 
ワイヤレスの装置を止めているところが色気ありすぎて倒れそう。 
曲の終わりの方で、銀色のピラピラのテープが発射される。 
20列目くらいの人までが落ちてくる受け取れるんですよね。 
今回26列の私のところには残念ながら届かず。 
ステージの電飾は、それまではオレンジっぽい昔の電球みたいな色でやっていましたが、 
ここに来て黄色や白も出てきて、ゴージャスな雰囲気を作ります。 

ここで、スクリーンが下りてきて2回目のステージセット変更。 
テレビのテストパターンみたいな映像の間に、女の子は誰でものモノクロ映像とか 
ディスカバリーチャンネルの映像とか(これどっかで見たな)瞬時に出てくる。 
ザッピングをしめしているのかな。 
START TRANSMISSIONそして、バスどらがドンドン打ち始めて 
表示は PLEASE STANDBY グワーと盛り上げてきます。 
そして、あの曲のシンセのがブワーと入ってくるのです。 

15.歌舞伎 
電飾階段の真ん中が開いて、そこに林檎が拡声器を持って立つ。 
あー、この曲盛り上がる。 
衣装は薄い水色で、林檎はプリーツが入ったスカート、男子は歯医者の助手さんが 
きているような服。胸のところに、グレイ、黒、ピンクの三角が入った柄は全員統一。 

16.ミラーボール 
師匠のスラップベースで始まる。 
リズムがシャッフルでファンクぽくアレンジされたこの曲。いいわー。 
リズムきまりまくり。 

17.能動的三分間 
お約束の時間表示。 
ウルトラCのときはあれが気になっていやだったけど、今はあまり気にせず楽曲そのものを 
楽しめます。 
楽曲自体もよくできているんですよ。その雰囲気をばっちり楽しめました。 

18.OSCA 
えー、ここでOSCAが来るか。意表をついてやってくれます。 
これからも、こういう風に驚かせてくれるのでしょうか。 
そのうち落ち着いちゃうのでしょうか。 
師匠のベースはぶりぶり歪んでかっこいいです。 
林檎ちゃん、拡声器を持って、ステージを隅から隅まで、のっしのっし歩きます。 

19.絶対値対相対値 
この曲は、ウルトラCの乗り気に相当する電飾を面白く使った演出です。 
バキューンやられるの曲ですからね。 
昔のゲームの画面みたいなのが表示されて効果的でした。 

20.電波通信 
OSCAが来たので、電波通信はないのかなと思わせておいて、ここで来ます。 
フェイントしまくり。この前の曲の後半から、刃田さんすごすぎ。 
何度、としちゃーん、て叫んだことか。 

21.電気のない都市 
林檎もギターを弾きました。片足上げて弾くスタイルも健在。 
爆裂曲のあとのこの曲、染みました。 
ここに持ってくるということは、特別の意味があるのでしょう。 
曲が終わったあと、数秒間静寂に包まれました。 
みんな拍手をするのを忘れるくらいやられました。 
やがて静かに拍手が始まりました。 

22.21世紀宇宙の子 
わっちのピアノの音から入ります。 
この曲はほんとうに元気が出ます。 
嬉し過ぎてなにもメモってません 

この曲のあとに、 
MCをする予定だったのに、林檎ちゃん間違えて曲に入ろうとしたのか、 
「何でもない」と自分で笑ってしまいます。 
「みんなが前の曲で終わりだと思ってので」と意味不明な言い訳をします。 
「お茶目ー」、会場から掛け声がかかります。 
「あと一曲いいですか」で次の曲に入ります。 
いいに決まってますとも。 

23.閃光少女 
この曲の盛り上がりはいつものとおり。 
わっち、師匠はステージ前に出てきて弾きます。 
曲終りで、電飾階段の真ん中が開いて、そこから林檎ちゃんは消えて行きました。 

encore 

24.夜明けのうた  
インデアンのような頭に羽根をたくさんつけた衣装で林檎ちゃん登場。 
府中の時は、歌詞が表示されましたけど、静岡ではありませんでした。 
著作権の関係かなー。 

25.群青日和 
いくでー、の掛け声でスタート。 
男子の衣装それぞれ超派手でいいです。 
私は師匠の黒とピンクの服がお気に入り。 
わっちは黄色や赤の、浮ちゃんはグリーン基調だったかな。 
としちゃんもいろいろ色混じった衣装。 

26.新しい文明開化 
NIPPONの文字が映し出され、その下に事変シンボル。 
わっち、師匠が電飾階段を上がり弾きます。 
そして、そのあと真打登場という感じで浮雲が上がり弾きます。 
再びUKIGMOの大きな文字が。うーーかっこいい。 
そして、色とりどりの紙吹雪が舞います。 

かなり違っているところもあるかと思いますが、 
いろいろ演出が凝っていたことが伝われば幸いです。 

自分のために好き勝手に書いたライブレポですが、 
最後まで読んでいただきありがとうございました。 

20150816椎名林檎 at 台北南港展覧館 (生)林檎博ライブレポ  第一版

台北 南港展覧館でのライブが終わって一ヶ月以上経ちました。

私も夏を終わらせないといけないので、一ヶ月も経ってこれかい、
と不本意なところもありますが、ライブレポを一応完成版にしておきます。

このレポはライブ中に取ったメモを頼りに翌日帰りの飛行機、
スカイライナーで書いた0版に、みなさんのコメントと
ネットの情報から書き足したものです。
今回途中から座らされたこともあり、メモは取りやすかったです。
セトリは自分のメモで足りましたがネットとも照合し正解でした。

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20150816椎名林檎 at 台北 (生)林檎博ライブレポ 南港展覧館

台北車站からMTRで15分ほど、昼に一度グッズを買いにいったので、
2往復目、トークン購入、改札も勝手知ったるもの。ホテル周辺うろつき
南港展覧館についたのは開演1900の15分前、入場の長蛇の列に加わり
これは絶対に19時に始まらんなと悟る。エスカレーターをあがり3階の
会場に入る。まっ平らなコンクリート床の広い空間にステージを立て、
パイプ椅子の会場。座席番号の奇数が下手、偶数が上手ということを
知らず、現地の人に聞きまくって着席。周りには見慣れた東京のライブ
参戦仲間がいて、なんか安心する。
ステージからせり出した花道というかランウエイというか。その前に、
空気発射装置が二機あり、なんか仕掛けていると予感させる。

ステージ上は、下手からピアノ、銅鑼、上手にドラムセット、上にホーン
セクションが座る位置があり、ステージ配置は林檎博14をほぼ踏襲。

19時を20分ほど過ぎたころに急に照明が消えて、歓声があがる。
15年以上待たされ、垂涎三尺状態なのだからそれも無理はない。

ステージ中央にスモークが立ち込め一曲目が始まる。

■茎(STEM)
おお、この曲で来たか。しばらくは歌声だけが聞こえる。
ステージ上のディスプレイの配置も林檎博14と
大好きなホーンセクションの間奏が終わるころ、
赤の着物を着た女性が一人、両脇に白い三人がすーっと現れる。また大歓声。
両サイドのダンサーの和を演出した踊りがかっこいい。
はい、つかみは完全OKでございます。林檎ざま。

■NIPPON
赤い和服の林檎がギターを持つ。この曲の時盛り上がってたな。
紅白の再演に近い。台湾の人もこの曲が大好きであることがよくわかる。
ディスプレイ中央に今回の緑の手旗「夜市」をバックに「林檎・参上」が
ドーンの白い大きな文字で映し出される。
台湾人・日本人ともに読めるので盛り上がる。
旗振りましたとも。一生懸命。
日本代表としてこの仲良しの隣人たちに範を示さねばなりませんから。

※ディスプレイの文字は動画を見て訂正しました。
林檎・参上の前に、「呷飽沒」という挨拶の文字が映し出されました。
「呷飽沒(みんなはもうご飯食べた?)」、台湾の方々はこの挨拶に
すごく感動したそうです。
なぜなら「呷飽沒」は中国語じゃなく、非常に伝統的な台湾語の挨拶で
林檎さんが台湾に気を使ってくれているのが嬉しくて堪らなかったそうです。
Facebookでの侯 竣嚴 さんのコメントによる)

※どうやら最初から神様、仏様あたりまでメディアに映像の撮影を許可
していたようです。動画の一つを貼っておきます

NIPPONの「林檎参上」はこの動画だと1:40あたりです。
「呷飽沒」は1:36に一瞬だけ映ります。
https://youtu.be/xEC6Fhrvwvo




自由へ道連れ
さらにテンションをあげる曲。(拡)林檎参上。これを見せてあげないとね、
ギター陣は、浮雲、名越の布陣。名越さんかっこいいなー。
この曲の頃かな。警備の人がきて、立っていた我々を座らせる。
林檎のライブを座って聞くなんて、かなり辛いな。
※これも先ほどの侯 竣嚴 さんのコメントによると、この会場は客席が平らなので
評判が悪く、前の人が立つと後ろから「座れよ」と抗議がくるのだそうです。

ありあまる富
チーン、とトライアングルのような音。そのあと生ギターが来て、
この曲だとわかる。超久しぶり。大好きな曲だから嬉しい。泣きそう。
ウルトラCではピアノのイントロだったので、ギターでやってくれるのが嬉しい。
台湾での曲名「満満的財富」。歌っている人が大勢いるように聞こえる。
もちろん日本語で。みんなこの曲が好きなんだ。ダブルで嬉しいな。
バックはPV映像をそのまま使う。上等でございます。
台湾のファンたちも認める名PVなのですから。
はじめからこのように分割されたディスプレイでも使えるように
作り上げていたみたい。

■走れゎナンバー
フルートで始まり、林檎博14で流れたアーケードゲーム風の車のCG映像が
映される。もしかしたら、ちょっと変えてきてるかな。
この映像は大スクリーンでみると、車線変更など実際に車に乗っているような
映像がリアルに感じられる。台湾の人たちもこのクールさがわかったんじゃ
ないかな。

■神様、仏様
実はあまりこの曲よく聴いていなくて、PVもあまり見ていなくて、
かっこいい曲なのね。虚無僧姿の浮雲のPV映像が使われる。
漢字で歌詞の言葉が書き出される。
花道の先端の近くに座っていたのだけど、先端部分だけ上に伸びる。
そして、そこに林檎がやってきた。ウォーめちゃ近い。
やっぱり綺麗。
そして、先端部分に立った林檎が埼玉アリーナとかでやったのと同じく。
すーっと消えていく。これも台湾の人たちに見せてあげないとね。
このときにMANGARAMAと書かれた紙切れが放出されました。
※しのたんさんのたれこみにより確認。


■葬列
お着替えタイムの録音再生だったように思います。
子供のコーラスです。
私は見にいけませんでしたが、東京事変のDomestic Virgin Line に
子供のコーラスが入りますが、聴いて確かめましたがどうも違うような気がします。
台北の会場で流れていたのは、僕はーってフワーっとした感じのコーラスでした。
このときのリハの時に、いつか使うことを考えて別バージョンを録音していたのかも
しれません。
映像は林檎博14の映像を使っていました。

■美味しい季節
現れた林檎ちゃんは、夏らしい膝丈のワンピース姿。かわいい。
光線の具合で、水色に見えたけど、どうやら水色、ピンク、イエローの
アイスクリーム三段をイメージした三色カラーだったのかなと思う。
曲中に「I scream 」が出てくるしね。
実は私、ボンボヤージュのピンクのアイスクリームTシャツだったので
とても嬉しい。

■女の子は誰でも
林檎博14で使われたラスベガス風電飾。
林檎の絵とともにLike a virgin , Sugar & Spice などの文字。
ステージ中央には、キラキラした鉄琴。間奏の時に林檎自らたたくやつ。
ここまでの2曲は、実は可愛い林檎ちゃんイメージでした。

■本能
いつまでも可愛いだけに浸らせてもらえません。
丈が長めの衣装を見ると、いつ脱ぐか脱ぐかと条件反射的に想像します。
ここで脱ぎました。黄色と黒のドロンジョ様みたいな衣装。ちゃうか?
もちろん拡声器。ガーターベルトにはおなじみワイヤレスイアモニタの装置。
なんであの四角い箱があんなにセクシーさを演出するのか不思議です。

■浴室
キッチンが出てきました。きたきた、いいとこ取り企画。
林檎博08の最高クール演出。包丁をちらつかせ、例のピアノ連打の場所で、
林檎を切り刻む。台湾の人たちはDVDを見てたのかな。大喜び。
改めてみても優れた演出。最後のほうで、手から血を流してました。
演技?アクシデント? どっちゃでもいいやカッコいいから。

罪と罰
ほーほーをさすー、ハモンドオルガンがぶわーーーー。嬉しい。
この曲は椎名林檎というジャンルを超えて、日本のロックの最高峰だと思う。
名越さんのギターかっこよかった。弾く方もこの曲を弾くのは嬉しいはず。
ステージの動きは、いつものおろおろ歩き、日本でやってることを
ちゃんとこちらのファンにも見せてあげてます。僕らもまた見れて嬉しい。

■迷彩
佐藤くんのバンドネオンのソロ、何が始まるのか。
おー、この手があったか。
確かにJAZZYな演奏がばっちり決まる今回の演奏陣。
鳥越くんのベースが映えるね。
この日は、エレキベースウッドベースアップライトベース
3種を弾き分けてました。引く姿かカッコいい。
男からみてもかいらしい、女性の心も掴んでるでしょう。

■望遠鏡の外の景色
これも14を継承し、林檎はお着替え、メンバー紹介に使われる。
各人の名前が出てくるたびに歓声が。
ダンサーはサヤ/ユカ。ドラムはタマダトムさんでした。
最後の一節だけ歌いに出てくるのもいつもどおり。

■青春の瞬き
しっとりした曲調。でも衣装は白のタイトスカートでウエストを
太いベルトで絞ったタイプ。その次の流れを予感させる。
ボンボヤージュを思い出す歌唱。ボンボヤージュまた演ってほしいな。

■歌舞伎町の女王
これをもってきましたか。8ビートでどっしりとやってきました。
ニューアレンジです。
この曲も台湾の人に浸透してるんでしょうね。

ちちんぷいぷい
■密偵物語
■殺し屋危機一髪
ほら、やっぱりきたねー、この流れ。林檎博14で秀逸とうならせた流れ。
DVDでも繰り返し見た流れ、これはこの塊でやるべきです。
欲を言えば、この後に真夜中は純潔を付けて欲しいくらいかな。
映像演出はほぼそのまんま。殺し屋の時のバキューンは手だけで
撃つ演技でした。

■カリソメ乙女
どうもありがとう、最後の曲です。初めてのMC。
この曲がアンコール前ラスだと林檎博08を思い出します。
※タレコミ まみちんさん
 One Time , Two Times, Three Times の時に銀のテープが発射されました
 私も後で拾いに行きましたが、何も書かれていない無地のテープだったんで
 持ち帰りませんでした
後半後ろに下がっていったので、もしかして、アレをやるのか、
と思いましたが、そこまで無節操なことはしませんでした。
ダンサー二人と、スモークの中にシュシュシュと消えていきました。

ーアンコールー
■丸の内サディスティック
やっぱりこれでした。
濃いブルーのコート風衣装、首周りにはひらひらのモール、
英語版ではじまって日本語へ、一番と二番の歌詞がごっちゃに。
なんでもいいのさ。丸サを歌っているだけで。幸せ。

曲が終わり、一生懸命、中国語でMC
通訳の方を紹介したけど、半分くらいは自分で中国語しゃべって
いじらしい。台風で命に別状はなかったみたいな話で、笑いも獲る。
台湾が気に入ったので、また来たいです。で、みんな大喜び。
日本語で、「来て下さい」といっている人がいました。
ファンに日本語を勉強している人がたくさんいるんだろうな。
来てあげてください。また僕も来ますから。

■長く短い祭
ロッキンとかで登場した三段アイスクリームマイク参上。
この曲でも脱ぎました。 レオタード姿です。
曲の途中で浮きちゃんと花道に出てきます。
よく見えなかったけど、花道に来るとき
けつまずいて浮きちゃん に助けてもらってた?
そしてせり出した最前部に来たとき、近くの観客が
席を離れて押し寄せました。僕も行きました。
この時だけライブハウスでした。
そして曲が終わったら、元の席に戻ります。

■旬
この曲だけは意表を突かれました。
確かにバラードでありながらJAZZYな雰囲気があるこの曲は
この編成でのラストを飾るのにぴったりです。
林檎ちゃんが消えてからも、ヒイズミくんがピアノで魅せます。
ヒーくんとは2日前のライジングサンでも魅せて貰ったので
親近感がわきます。 札幌から同じルートで来たのかな。
プロだからバニラエアなど使わず直行かな。
いつかピアニストと二人だけのライブをやればいいと思います。
それだけのレパートリーあるのだから。
落日とか生きるとか夢のあととか、罪と罰のピアノアレンジもいいし。

■エンドロール Bon Voyage
これも林檎博の継承です。
ここで帰り始める人もパラパラいたけど、ほとんどの人が
最後まで見て拍手を送ってました。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
会場に着いたときも、終演後も林檎さんのご両親、
ご子息(若旦那)、ご令嬢を見かけました。

終演後は若旦那は俊の離れた妹をだっこしていました。
妹もおにいちゃんを信頼しきっている様子でした。
若旦那は前見たのは、2010のウルトラCの時、
半ズボンが似合う可愛い男の子ですが、立派な体格の男性に
育っていました。
この家族の協力があって、林檎さんがライブ活動ができると
おもうと感謝です。
--------------------------
■全体の感想

今回のライブは名付けて
「台湾の皆様に召し上がっていただくために、好評だった林檎博14をベースに
08の美味しいところ練りこんで、過去代表曲と新曲をトッピングしてみました」
幕の内演奏会

今回のライブは、林檎博14年女の逆襲を継承した演出をしたのが
走れゎナンバー/女の子は誰でも/望遠鏡の外の景色/ちちんぷいぷい
/密偵物語/殺し屋危機一髪  の6曲
林檎博08の演出を継承したのが、浴室/カリソメ乙女 2曲ありました。

ぶっちゃけ、一公演しかない台湾公演に新たな演出で全部はやるお金が
ないからですけど、これでいいのだと思います。

林檎博14年女の逆襲は。常打ち小屋作り50回公演やってもいい完成度です。
それをまた他の人たちにも見せてあげたいし、日本から来た自分たちが
また生で見られるのはとても嬉しい。

浴室、カリソメ乙女で林檎博08のネタをまたやってくれたのも嬉しかったです。

そんな中で、今回の演奏陣の特徴を生かしたニューアレンジもありました。
私が覚えているのは、迷彩と歌舞伎町の女王と旬です。

林檎博14から通して、演奏のかっこよさが際立つのはベースの鳥越くんです。
もちろん他のメンバーも素晴らしいですが彼らはもうおなじみなので。
本当にいいベーシストを見つけました。

浮ちゃんのユーティリティープレイヤーぶりもこのごろ際立つのですが、
欲を言えば、男性はもう一人たくさん歌う人がいてコーラスワークが
当たり前というくらいたくさんやってほしい。
ヒイズミさんとずっとやれるのなら、彼が候補かな。

なかなかの完成度だったので、凱旋公演をやっても良かったくらいなのですが、
そこはそれ、次には「椎名林檎と彼奴等がゆく 百鬼夜行2015」があるので、
新たなライブパフォーマンスを待っておれということなのでしょう。

コメントをいただいた皆様、読んでいただいた皆様ありがとうございました。

20150816(生)林檎博15垂涎三尺:ライブレポ:第0版

椎名林檎 初の海外公演 台湾での林檎博15のライブレポです。

一夜明けて、判読不能なメモと人並み以下の記憶力で
自分の記念のために、ライブレポを書きます。
今回途中から座らされたこともあり、メモは取りやすかったです。
セトリは自分のメモで足りましたがネットとも照合し正解ですた。

ライブ往かれた若い方々、以下教えてくださいませ。
1)葬列の時、お着替えタイムの録音再生でしたっけ
  林檎の声ではなかったような
  なんかエフェクトかかった声でしたよね。
  子供のコーラスのようにも聞こえたかな。
2)銅鑼ってどの曲で使った?
3)MANGARAMAの紙切れが放出されたのはどの曲の時でしたっけ?

それ違うよ。これもあったよっていうのがあれば教えてくださいね。

----------------
20150816(生)林檎博ライブレポ

台北車站からMTRで15分ほど、昼に一度グッズを買いにいったので、
2往復目、トークン購入、改札も勝手知ったるもの。ホテル周辺うろつき
南港展覧館についたのは開演1900の15分前、入場の長蛇の列に加わり
これは絶対に1900に始まらんなと悟る。エスカレーターをあがり3階の
会場に入る。まっ平らなコンクリート床の広い空間にステージを立て、
パイプ椅子の会場。座席番号の奇数が下手、偶数が上手ということを

知らず、現地の人に聞きまくって着席。周りには見慣れた東京のライブ
参戦仲間がいて、なんか安心する。
ステージからせり出した花道というかランウエイというか。その前に、
空気発射装置が二機あり、なんか仕掛けていると予感させる。

ステージ上は、下手からピアノ、銅鑼、上手にドラムセット、上にホーン
セクションが座る位置があり、ステージ配置は林檎博をほぼ踏襲。

1900を20分ほど過ぎたころに急に照明が消えて、歓声があがる。
15年以上待たされ、垂涎三尺状態なのだからそれも無理はない。

ステージ中央にスモークが立ち込め一曲目が始まる。
■茎(STEM)
おお、この曲で来たか。しばらくは歌声だけが聞こえる。
ステージ上のディスプレイの配置も林檎博14と
大好きなホーンセクションの間奏が終わるころ、
赤の白の着物を着た女性が三人がすーっと現れる。また大歓声。
両サイドのダンサーの和を演出した踊りがかっこいい。
はい、つかみは完全OKでございます。林檎ざま。

■NIPPON
赤い和服の林檎がギターを持つ。この曲の時盛り上がってたな。
紅白の再演に近い。台湾の人もこの曲が大好きであることがよくわかる。
ディスプレイ中央に「椎名林檎・参上」の旗が映し出される。
台湾人・日本人ともに読めるので盛り上がる。
旗振りましたとも。一生懸命。
日本代表としてこの仲良しの隣人たちに範を示さねばなりませんから。

自由へ道連れ
さらにテンションをあげる曲。(拡)林檎参上。これを見せてあげないとね、
ギター陣は、浮雲、名越の布陣。名越さんかっこいいなー。
この曲の頃かな。警備の人がきて、立っていた我々を座らせる。
林檎のライブを座って聞くなんて、かなりつらいな。

ありあまる富
チーン、とトライアングルのような音。そのあと生ギターが来て、
この曲だとわかる。超久しぶり。大好きな曲だから嬉しい。泣きそう。
台湾での曲名「満満的財富」。歌っている人が大勢いるように聞こえる。
もちろん日本語で。みんなこの曲が好きなんだ。ダブルで嬉しいな。
バックはPV映像をそのまま使う。上等でございます。
台湾のファンたちも認める名PVなのですから。

■走れゎナンバー
フルートで始まり、林檎博14で流れたアーケードゲーム風の車のCG映像が
映される。もしかしたら、ちょっと変えてきてるかな。
この映像は大スクリーンでみると、車線変更など実際に車に乗っているような
映像がリアルに感じられる。台湾の人たちもこのクールさがわかったんじゃ
ないかな。

■神様、仏様
実はあまりこの曲よく聴いていなくて、PVもあまり見ていなくて、
かっこいい曲なのね。虚無僧姿の浮雲のPV映像が使われる。
漢字で歌詞の言葉が書き出される。
花道の先端の近くに座っていたのだけど、先端部分だけ上に伸びる。
そして、そこに林檎がやってきた。ウォーめちゃ近い。
やっぱり綺麗。
このときかな、紙切れが発射されたのって。
そして、先端部分に立った林檎が埼玉アリーナとかでやったのと同じく。
すーっと消えていく。これも台湾の人たちに見せてあげないとね。

■葬列
記憶が飛んでいるので、1)で質問していますが、お着替えタイムの
録音再生だったように思います。
映像は林檎博14の映像を使っていました。

■美味しい季節
現れた林檎ちゃんは、夏らしい膝丈のワンピース姿。かわいい。
光線の具合で、水色に見えたけど、どうやら水色、ピンク、イエローの
アイスクリーム三段をイメージした三色カラーだったのかなと思う。
曲中に「I scream 」が出てくるしね。
実は私、ボンボヤージュのピンクのアイスクリームTシャツだったので
とても嬉しい。

■女の子は誰でも
林檎博14で使われたラスベガス風電飾。
林檎の絵とともにLike a virgin , Sugar & Spice などの文字。
ステージ中央には、キラキラした鉄琴。感想の時に林檎自らたたくやつ。
ここまでの2曲は、実は可愛い林檎ちゃんイメージでした。

■本能
いつまでも可愛いだけに浸らせてもらえません。
丈が長めの衣装を見ると、いつ脱ぐか脱ぐかと条件反射的に想像します。
ここで脱ぎました。黄色と黒のドロンジョ様みたいな衣装。ちゃうか?
もちろん拡声器。ガーターベルトにはおなじみワイヤレスイアモニタの装置。
なんであの四角い箱があんなにセクシーさを演出するのか不思議です。

■浴室
キッチンが出てきました。きたきた、いいとこ取り企画。
林檎博08の最高クール演出。包丁をちらつかせ、例のピアノ連打の場所で、
林檎を切り刻む。台湾の人たちはDVDを見てたのかな。これは喜んだはず。
改めてみても優れた演出。最後のほうで、手から血を流してました。
演技?アクシデント? どっちゃでもいいやカッコいいから。

罪と罰
ほーほーをさすー、ハモンドオルガンがぶわーーーー。嬉しい。
この曲は椎名林檎というジャンルを超えて、日本のロックの最高峰だと思う。
名越さんのギターかっこよかった。弾く方もこの曲を弾くのは嬉しいはず。
ステージの動きは、いつものおろおろ歩き、日本でやってることを
ちゃんとこちらのファンにも見せてあげてます。僕らもまた見れて嬉しい。

■迷彩
佐藤くんのアコーディオンのソロ、何が始まるのか。
おー、この手があったか。
確かにJAZZYな演奏がばっちり決まる今回の演奏陣。
鳥越くんのベースが映えるね。
この日は、エレキベースウッドベースアップライトベース
3種を弾き分けてました。引く姿かカッコいい。
男からみてもかいらしい、女性の心も掴んでるでしょう。

■望遠鏡の外の景色
これも14を継承し、林檎はお着替え、メンバー紹介に使われる。
各人の名前が出てくるたびに歓声が。
ダンサーはサヤ/ユカ。ドラムはタマダトムさんでした。
最後の一節だけ歌いに出てくるのもいつもどおり。

■青春の瞬き
しっとりした曲調。でも衣装は白のタイトスカートでウエストを
太いベルトで絞ったタイプ。その次の流れを予感させる。
ボンボヤージュを思い出す歌唱。ボンボヤージュまた演ってほしいな。

■歌舞伎町の女王
これをもってきましたか。8ビートでどっしりとやってきました。
この曲も台湾の人に浸透してるんでしょうね。

ちちんぷいぷい
■密偵物語
■殺し屋危機一髪
やっぱりきたねー、この流れ。林檎博14で秀逸とうならせた流れ。
DVDでも繰り返し見た流れ、これはこの塊でやるべきです。
欲を言えば、ここに真夜中は純潔を付けて欲しいくらいかな。
映像演出はほぼそのまんま。殺し屋の時のバキューンは手だけで
撃つ演技でした。

■かりそめ乙女
どうもありがとう、最後の曲です。初めてのMC。
この曲がアンコール前ラスだと林檎博08を思い出します。
後半後ろに下がっていったので、もしかして、アレをやるのか、
と思いましたが、そこまで無節操なことはしませんでした。
ダンサー二人と、スモークの中にシュシュシュと消えていきました。

ーアンコールー
■丸の内サディスティック
やっぱりこれでした。
濃いブルーのコート風衣装、首周りにはひらひらのモール、
英語版ではじまって日本語へ、一番と二番の歌詞がごっちゃに。
なんでもいいのさ。丸サを歌っているだけで。幸せ。

曲が終わり、一生懸命、中国語でMC
通訳の方を紹介したけど、半分くらいは自分で中国語しゃべって
いじらしい。台風で命に別状はなかったみたいな話で、笑いも獲る。
台湾が気に入ったので、また来たいです。で、みんな大喜び。
日本語で、「来て下さい」といっている人がいました。
ファンに日本語を勉強している人がたくさんいるんだろうな。
来てあげてください。また僕も来ますから。

■長く短い祭
ロッキンとかで登場した三段アイスクリームマイク参上。
この曲でも脱ぎました。 レオタード姿です。
曲の途中で浮きちゃんと花道に出てきます。
よく見えなかったけど、花道に来るとき
けつまずいて浮きちゃん に助けてもらってた?
そしてせり出した最前部に来たとき、近くの観客が
席を離れて押し寄せました。この時だけライブハウスでした。
そして曲が終わったら、元の席に戻ります。

■旬
この曲だけは意表を突かれました。
確かにバラードでありながらJAZZYな雰囲気があるこの曲は
この編成でのラストを飾るのにぴったりです。
林檎ちゃんが消えてからも、ヒイズミくんがピアノで魅せます。
ヒーくんとは2日前のライジングサンでも魅せて貰ったので
親近感がわきます。
いつかピアニストと二人だけのライブをやればいいと思います。
それだけのレパートリーあるのだから。

■エンドロール Bon Voyage
これも14の継承です。
ここで帰り始める人もパラパラいたけどほとんどの人が
最後まで見て拍手を送ってました。

 

 

 

過去の日記のリンク

はずかしながら、はてなブログというのと、はてなダイアリーというのが

別物であることを知らず、かつてはダイアリーの方に書いていたようです。

そのリンクです。


2012年ライブまとめ - ytkmatsumuraの日記

 


20121229TokyoCrossoverNight - ytkmatsumuraの日記

 


昔の日記の移殖(2009.7.22皆既日食@烏鎮) - ytkmatsumuraの日記

 


余にも更新がないのでmixiからコピペ 事変ボンボヤ2/15 - ytkmatsumuraの日記

 

初日記:2011ライブ参戦記 - ytkmatsumuraの日記

林檎博'14 11/29,11/30,12/21 年女の逆襲ライブレポ(再編集・さらに長文)

林檎博'14 11/29,11/30,12/21 年女の逆襲ライブレポ(再編集・さらに長文)

一回目のライブレポからちょうど一ヶ月がたった元旦に
12/21福岡マリンメッセのライブでとったメモや感想も付け加え、
再編集したいと思います。もうネタバレを気にする必要もありませんしね。
衣装については、ナタリー、ロキノン、エキサイトなどに詳しく写真付きで
でているので、服飾の知識に乏しい私が書くのは最小限にします。

今回、下記のようなチケットになりました。
S1)11/29 さいたまスーパーアリーナ CD先行チケット 200レベル31列790番辺り 
   200レベルでは最上段から二番目、ビルの四階くらいから見下ろす感じ
S2)11/30 さいたまスーパーアリーナ 林檎班チケット 200レベル 3列260番辺り
   花道の演出を横から見る。やっとまともな席
F)11/29 マリンメッセ福岡 林檎班チケット アリーナ2列33番
   やっときたアリーナ 自分で当てたのは初めて
   前から2列目、センターからも2列目の極上席

f:id:ytkmatsumura:20040228182449j:plain

写真http://www.livehis.com/house/house_saitamasa.html から

s2は実際はこの反対サイド Fはマリンメッセ福岡

結果的にはひとつの演出を
S1)見下ろす位置 S2)横から見る位置 F)真ん前真ん中の
の三箇所でそれぞれ見れてよかったと思います。

ライブレポを書くにあたり、@higenotamayama(TAM)さんの
一日目のセトリ、ライブレポを見て、それを小さめのメモ帳に
曲目、主な演出を書いておいて、それを首から提げて観戦して、ときどき
暗い中で読めるか読めないような字を走り書きしたのを、
どうにかこうにか記憶をたどりながら解読したものです。

日によって違う内容や出来事には<S1><S2><F>の記号を付けます。

■開演前■--------------------------------
<S1>開演20分前に到着会場外のグッズにはものすごい列
これに並ぶと開演には間に合わないので10分ほど並び200レベルの入り口へ
手旗売り子がいない、きょろきょろ探すもわからず、手旗だけの売り場を
見つけたけど、ものすごい列で、係員に今並んだら開演に間に合いませんと
言われ諦める。
こんなこともあろうかと08の時の旗と神山町班大会の旗を持って来ておいた。
<S2>開場40分前に到着。開場時に早く入って、開場内で手旗だけは確保しようと
来たが、なんと会場外のグッズ売り場の列が昨日よりも短く、流れも早い。
すかさず並び、手旗だけでなくありあまる富箱などいろいろ買う。
ジャスト1万円の出費。
<F>開演30分前に到着 まわりには東京から来たマイミクさんたちが多数
また私の席に「いいですねー」と挨拶しに来てくれる人たちも
とにかく近い。ステージ前のスペース、ステージの高さがそれなりにあるので
5mくらいは離れているが、こんなに近いのは2008年Rising Sun Rock Fes の
東京事変の時以来。

アリーナ席後方のミキサー卓の場所が、高い台の上に作られている。
実はこの中に仕掛けがある。
客電が消えて舞台前の幕に、スターティングクレジットなのか
モノクロの映像が映し出されて、「今」が始まる。
Discoveryのオープニングを思い出させる白い物体が爆発したり、
銀河の無数の星のような映像が映り、「児玉裕一ここにあり」を
しっかりと宣言される。
<S1>興奮で文字を追えない。<S2>しっかりと出演者などの名前を見ました

■M01 今
曲の後半の盛り上がるところで、映像を写した幕がはらりと落ちる。
客席後方の台の中から、中央に作られた花道を林檎が小舟に乗って登場。
本当に浮かんでいるみたい。
かっこええー。大きな萱葺き屋根のような帽子をかぶっている。
洋装だが花魁的イメージかな。
小舟は舞台に向かってゆっくり進む。
スモークが立ち込め青い光が照射される中
林檎を乗せた小舟がすこしずつあがっていく。神がかりすぎる。

青色レーザー光が会場後方から照らされ会場のあちこちでキラキラと
青い光が光る。川面の光の反射に似せているのか。
<S1>31列目の上から見ると、会場のあちこちでサイリウムが光っているように
見えた。それとも観客の百人ほどにLEDでも渡してんのかなと思った。
<S2>200lvの3列目で見て、タネが分かった。
アリーナ観客の頭より少し上にレーザー光線を飛ばして
観客が振る手旗に当てて光らせているのだ。
観客の動きを織り込んで演出に使うとは。
<F>まさにその青い光が降り注ぐ中にいました。自分の旗も振って、光らせました。
まるで川底に潜って下から川面に降り注ぐ光とその中に浮かぶ舟を見ているよう。
林檎が舟に乗り花道を通るタイミングでは、周りの観客は自分の席から離れ、
花道横のフェンスに押し寄せました。もちろん自分は最前列で。
通り終わると、順序良く元の席に戻ります。さすが林檎ファン。
林檎は一旦奈落に入ります。

■M02 葬列
うわー、歌い始めからカルキの曲にいくとは、いい意味で予想を裏切りまくり。
ディスカバリーを思い出させる泡みたいな映像。
舞台後方、競りあがっていて左側は弦楽隊、右側はブラス隊とパーカッション
スクリーンは中央上、左右、いくつかに分かれている。
でも、アーチストを大写しにしてくれない。演奏者を写すのではなく、
あくまでも作りこまれた映像を写すためのスクリーンなのだ。

<S1>双眼鏡持って来て良かった。
<F>ステージ真ん中、一番前に出てきてくれて目の前で歌ってくれた。
それだけで感激。
舞台上は左から、
pf 赤いボンボリ付き帽子かぶっていて、弾くスタイルもまさしくヒイズミ
vn&コンマス 斉藤ネコさん
アコーディオン 佐藤くん
gt 浮雲 黒白細い目ボーダー柄の長袖Tシャツ(ステージ上はみんな)
gt 竹内さんだった
w.bs 鳥越くん
dr 見るからにみどりん
ステージ上のスモークが幻想的。

間奏では、ネコさんのバイオリンが炸裂し、才能をちりばめた林檎博であることを
はっきりと示す。

後半、男性陣がアカペラコーラスする中で、歌うところもいい。
さびでユニゾンで歌っているのは、たぶん浮雲。このライブでは浮雲大活躍。

■M03 赤道を越えたら
<F>MC:九州、博多のみなさま、ただいま逆襲に帰ってまいりました
林檎はタンバリン。浮ちゃんもタンバリンとパーカッション。
今回は浮雲はギタリストというよりボーカリスト。いい声してるし。
背面のスクリーンが無地で、バンドメンバーのシルエットが映える。
間奏では、トロンボーン、トランペットなどホーン隊が順番に吹き鳴らし、
このライブが「才能ちりばめゴージャス歌謡ショウ」であることを示す。
バンド+ブラス隊がゴージャスな曲。

■M04 都合のいい身体
今回のメインテーマ、キャバレーの曲来た。
アメリカの60年代のネオン風のLEDのスクリーン。
Glamorous Body Body Conscious Body & Soul そんなネオン文字を
ちりばめて、ここがラスベガスかブロードウエイだかのゴージャスな
歓楽街にあるキャバレーであることを表現する。
音楽もバンドの何人かがコーラスにまわりゴージャス。
三拍子のリズムに合わせて、海原の小舟がどんぶらこ、どんぶらことか、
スティック状の人とか白いお化けのアニメが踊る等、
ディズニーのファンタジアを彷彿とさせる。この映像もすばらしい。
<S2>二日目、林檎ちゃんが歌うの忘れて、後ろにいて、
あわてて小走りしてマイクのところに来て、途中から歌いだしたというのが
ありました。(タレコミ)

■M05 やっつけ仕事
おー、古い曲もやるのね。テンポかなり速め。
この曲はバンドメンバーだけでバッチリキメる。
林檎も投げやり風ボーカルがいい。この曲だけはちょっと違うテイストでした。
映像もシンプルで、演奏に合わせて音の波形が動くオシロスコープのよう。
福岡ではライブ当日に福岡空港から、ゎナンバーのクルマを借りて、
嘉穂劇場を訪問したので、そこでの伝説的ライブ、座禅エクスタシーの
テーマ曲ともいえるこの曲を演ってくれたのは嬉しかった。

特に福岡では地元ファンが喜んだと思う。
<F>演奏後、林檎がお約束どおりピックを会場に投げていました。
残念ながら、花道の向こう側。

■M06 走れゎナンバー
事変の頃からCG映像をうまく使っていたが、この曲の映像は秀逸。
路上を走る赤い車を空撮したようなCGやゲームマシンのような、
車のフロントガラスのような映像。児玉裕一のシンプル&クールな世界。
Discoveryまでの成功パターンを惜しげもなく再現する。
車のナンバーはもちろん、わ04-17。
歌い終わったとき、すーっと奈落に吸い込まれる。
ringoexpo08の時にも使った手法。

■M07 渦中の男(インスト+録音ボーカル) 林檎は衣装チェンジ
二人のダンサーの映像も。
一人は朝ドラのカーネーションに出てきた、コシノジュンコ風のサイケな感じ。
も一人はもっとアナーキーな感じ。この二人がAya Banbiという人気のユニットで
あることを一日目の終演後に知りました。
ネコさんが中央でバイオリンを弾く。かっこいい。

■M08 遭難
林檎は衣装チェンジして登場。花嫁のような白いドレス、ブーケ。
ウッドベースから入るJAZZボサノバアレンジで来たけどすぐわかった。
事変曲もやってくれるんだ。嬉しい。
アコーディオンがメロディーに絡む。
この曲はライブのたびにいろんなアレンジで聞かせてくれる。
林檎さんが気に入っているのだろうな。

■M09 JL005便で
この曲の映像にやられました。
最初は、夜の滑走路での離陸。005と表示される。
飛行機の雲の上からの映像。離陸のサウンドエフェクトも入る。
そこから離陸して、夜空を飛ぶ。天井から吊るされて連なるLEDの玉が
青く輝き星のよう。
やがて白い光が差し、朝の雲の上を飛ぶ。
さっきは映像だったダンサー二人がリアルに登場。
吊るされた玉もオレンジ色に輝く
ダンサーも白い布をまとってる。蹲踞の姿勢のような特徴的なダンス。
オルガン風の音が雰囲気をよく出している。
CDで聞いていたときとライブ後で一番印象が変わった曲です。
<F>曲の終盤でマイクスタンドを倒して、マイクを飛ばしてしまいました。
それでも平然と歌い続けておりましたが。

■M10 私の愛する人
この曲はカーネーションのシングルCDのカップリングだったらしい。
一日目に聴いて、帰宅して自分のCDを探したら有りました。CD買ってたのに、
iTunesにすら入れていなかったという失態。
ストリングスが有効に使われるサンバの曲。
緊張感の高い曲が多かったので、サンバで手旗も振ってリラックスというところか。
浮雲と掛け合いで歌う。途中から、事変解散後に発表されたPVの映像が使われる。
何人ものキャップを被った林檎が行進する。

■M11 禁じられた遊び
リラックスさせたのもつかのま、この曲の照明は赤で緊張感たっぷり。
冒頭のメロディーの辺りをヒイズミのカオスなピアノで、
さらに緊張感を最高潮に張り詰めさせる。
そして「雨音は~」からのサビでは、ディスカバリーの時と同じように
旗ふりまくり。
「才能結集事変テイストもあるとよゴージャス歌謡ショウ」楽しすぎる。
この曲もJAZZYなアレンジ。テンポがかなり速い。

■M12 暗夜の心中立て
マーチ風の演奏で始まって何の曲かと思ったけど、
石川さゆりに提供したこの曲だったか。
しゃがんだ姿勢で、石川さゆりに負けないよう絶唱。
二日目の声が凄かった。
白いドレスの赤い光を当てて、赤いドレスに染め上げている。
林檎が歌ってもエロい。ゴージャスな曲に仕上がっている。
曲終わりにまた奈落にすっと消える。

■M13 Between today and tomorrow 

林檎は衣装チェンジ
ヒーちゃんのピアノソロで始まり、ネコさんのバイオリン、
佐藤くんのアコーディオンいい感じに続く。
映像は、それらのアーチストの演奏の姿に炎がかさなる映像。
これは予め撮っておいたものみたい。
ここで、GALACTIC EMPIRE という楽団名が明かされる。

■M14 決定的三分間
ダンサー二人とともにオレンジ色の衣装を着て登場。
林檎は短めのワンピース、ウエストがきゅっと締まってる
ダンサー二人はショートパンツ姿。
どちらも軍服風。肩には徽章が入っている。
拡声器で歌う。映像でのRingo Expo 2014と表示された
iPhoneの映像が左右のスクリーンに表示され効果的。
ここでディスカバリーの時と同じような電飾階段が使われる。
今回あちこちで、児玉さんは東京事変の最後のツアー、
ディスカバリーの映像手法をもう一度使う。
これが事変好きにはたまらない。

■M15 能動的三分間
ディスプレイは電飾階段も含め、
すべて赤い字で残り時間のカウントダウン。
途中から、ほかのテロップが混じるって流れていく。
テロップの内容は、
電車の遅延表示や携帯電話の使用はお控えくださいという鉄道もの、
スピード厳守というような道路交通にかかわるもの、
前日に比べ3ポイントアップみたいな株式市場のもの、
能動的三分間の歌詞の一部が混じる、
児玉さん、かなり遊んでいる。おもしろい。
林檎は手旗を持って、観客を乗せる。
浮雲は、ギターを持たず前に出て歌う。
ほかのバンドのリードボーカルをギターとコーラスに従える贅沢。
この曲はこれからのライブでずっとはずさないのではないかな。
演出する人にとっては面白すぎる素材だから。

■M16 ちちんぷいぷい
フルートのイントロに始まりこの曲が始まる。
スクリーンのリンゴの絵、それに絡む照明が面白い。
もちろん、唯一みんなで叫べるところ。リンゴ!やりましたとも。
楽しい。ブラス・ストリングスが多数絡むと余計にもりあがる。
さらにそのあと、後ろからきんきらのモールがアリーナに発射される。
<F>曲の最後に「ありがとう」さいたまではほとんど喋らなかったけど、
福岡では良く喋るのね。

■M17 密偵物語
ちちんぷいぷいと密偵物語、テイストが似ているので続けたら面白いと思ってた。
密偵物語は、真夜中は純潔の続編といわれてきたが、演出でもそれを継承。
スクリーンはアメリカの劇画風でかなりエロい林檎らしき女性。
おっぱい丸出しやんか。そんなことしてええのん。
児玉さんは、うちの嫁さんこんなにエロいと自慢したいのかな。
それとも、児玉さんがいうのも聞かずエロを主張する林檎さんなのかな。
仕事の上では林檎さんが上司だから、児玉さんも折れざるを得ない。
かなりゴージャス感が高まってきた。

■M18 殺し屋危機一髪
最初のに、林檎がピストルを撃ち、スクリーンは弾丸で割れたガラスになる。
この演出にはかなりびっくり。やられた。
ゴージャスなキャバレー路線は続く。
「才能結集事変テイスト継承ゴージャス歌謡ショウのエロくて古き良きキャバレー」
は最高潮。こういうときはサックスのソロがぴったり。
エクスタシー(XTC)、致命傷、など歌詞のキメの部分で
効果的に劇画風文字が表示される。
アメリカンコミック風のスクリーンに日本語訳字幕。
下手からすっと奈落に消える。
時計を見たらここまでで一時間。とてもそんなに経ったとは思えない。
楽しい時間。

■M19 望遠鏡の外の景色(インスト)林檎は衣装替え
ここでディスプレイを使って、演奏陣紹介
ここでも浮雲は自転車で登場するなどかなり目立っている。
歌の最後で林檎が登場し、一節だけ歌う。

■M20 最果てが見たい
白スーツに赤い縦のラインのコート。ダンサー二人も同じ色合い。
映像は緑の草原。
唯一、まったりとした雰囲気。
林檎がギターを持つ。次の曲のために。

■M21 NIPPON
ドンドンドドドン チアホーンがプワー。キター。
浮ちゃんまたもハモリ。
ダンサー二人は手旗の振り方指導役。あの二人にすればつまらない振り付けだけど、
素人の先導も仕事のひとつだから仕方ない。
もちろん素人の我々は楽しい。
ウルトラCのツアー前半でもOSCAでフラッグをこんな風に振る演出があったな。
ツアー後半はストイックになって、MCも演出もなくなったけど。とか思い出す。
そして後半映像にPVと同じ日の丸が出るところで、涙ブワー(S2)
この曲、国歌にしてはだめかな?
なんだかんだ賛否両論があるけど、戦いに臨む日本人のメンタリティを表現してる。
間奏明けの「攻めに入っている」ドンドンドラムが大好きだ。

■M22 自由へ道連れ
ここで、拡声器で歌う。盛り上がる。
M01の時に通ったアリーナ席中央の通路を台にに乗って進む。
<S1>片足で立ち、手すりのようなものにつかまり、もう片方の足を後ろに上げる。
何のしぐさかな。上から見ると良くわからない。
(タレコミ)あの足を上げる姿は、スケボーなのではないかとのこと。
<S2>舞台から光が注ぐとき、アリーナ席の手旗の海がすごい。
<F>アリーナ席中央のみんなはまたしても、花道のフェンスに殺到。
ここをスケボーに乗って通過するとき、私と林檎さんの距離1.5m。
人生で林檎との最短距離。
確かにスケボーに乗っていて、林檎が足を漕ぐと、台を押している人が
スピードを上げる。

■M23 流行
イントロでうわー、これやってくれるの! 嬉し、びっくり。
いつかライブでやって欲しかった極。
一人のギターが竹内さんだからこれは大丈夫だけど、
ラップは誰が???浮ちゃんがやってくれました。
ラップは、もちろん本家のMUMMY-Dのほうが上だが、
そのかわり浮雲はコーラスができる。かなり浮ちゃんのボーカルが多用されている
衣装もコートを脱いでスパンコール入りのピンクのワンピース。

■M24 主演の女
映像はラスベガスのネオンサイン風のゴージャス感。
キャバレー Bon Voyage。
最近の楽曲はこれが演りたくて曲を作ってたのね。
Like virginとかSuger & Spice とかの電飾文字。
さらにワンピースも脱ぎ、ゴールドのレオタード。
ムチムチボディーのモンロー風。
胸元がかなりエロい。
曲の最後に天使の羽みたいなのを背中につける。
終盤になって林檎が天使みたいな羽をつける。

■M25 静かなる逆襲
<S1>この曲が最後だというのが聞き取れず、終わってから
暗転になったのは次の曲待ちかなとしばし待った。
それでも始まらないので、やっとアンコール待ちだと気づく。
だって、それまで一切MC無しなんだから。
え、もうと思ったけど、時計をみたらすでに一時間半は経過している。
まだ50分も経過していないと思わせるほど、めくるめくショウだった。
<S2>最後の一曲、お付き合いくださいますか、みたいなのが聞こえた。
曲の途中でネコさん、佐藤くん、浮雲、竹内くんとかが、、
バズーカ砲を担いで電飾階段を降りてくる。
ダンサーのシルエットがかっこいい。
そして丸サステップが出た。
これは、今日は丸サはやりませんというサイン。
嬉しいが悲しい。
終盤に、客席めがけキラキラモール発射。
終わったら暗転。もちろん我々はアンコールの拍手を休まず発射。

■M26 マヤカシ優男
ブラスでファンファーレが鳴り響き、照明を照らしあげる。
ヒイズミのピアノがすごい。
<F>MC:アンコールどうもありがとう
<S2>途中、背中の後ろから手を回して弾く曲芸みないなプレイも披露。
林檎の笑顔が良かった。
衣装は、ゴールドのレオタードに水色っぽい毛皮風ふわふわジャケットを羽織る。
太腿の、峰富士子なら拳銃M1910をつける場所に、イアモニタのワイヤレス装置を
ガーターベルトでとめているのも事変時代からのエロい継承。

<S1>MC(こんな感じ)
今日はようこそ。
おはなしもせんとやってしまいました。
みなさんが、どんどんやれという感じだったので。
残すところあと1曲です。
客席、エー 林檎 この一曲をお楽しみください。
<S2>MC(こんな感じ)
本日は彩の国にようこそ。遠くから来た方いらっしゃいますか。
年女の逆襲ということで、失礼ながらサディスティックにやってみました。
<F>MC(こんな感じ)
事変の解散の時も福岡にはうかがえなかったですよね。いつぶりやったかいな。
もっともっと頻繁に帰って来たいんですいけど、呼んでください。

■M27 ありきたりな女
最初はピアノだけ、途中からもバンドメンバーだけで演る。
ロングトーンのグッパーーーイがすごい。
歌い終えると深くお辞儀をしてステージ奥に林檎退場。
<S1>いつもの背泳ぎスタイル

バンドメンバーも演奏を終えると、さっと退場。
<F>浮ちゃんがお辞儀したとき、何も考えずに、
「浮ちゃん、ありがとう」って叫んでしもた。
ああ、もしもDVDにこの声がはいってしもたらどうしよう。
まあ、演奏後だから顰蹙ではないかな。本当に感謝の気持ちがあったので。

■エンドロール ボンボヤージュ 最後の締めまで浮雲の歌声
かなり一生懸命スタッフの名前を追う。
映像はウスイヒロシ そして児玉裕一か 衣装は飯嶋久美子 やっぱりなと
とかつぶやきながら余韻にひたる。
エンドロールが終わるまで客席から動く人は誰もいない。
終わったらもちろん拍手。
「才能結集事変テイスト継承ゴージャス歌謡ショウのエロくてクールな古き良き
キャバレーBon Voyage」を愉しんだ観客はゆっくりと引き上げるのであった。

ー全体の感想ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー-
かなり短くて腹八分目感があるけどこれでいいのだろう。

あとはDVDをが出るのを待つだけ。福岡のでいくかな。埼玉二日目かな。
声の出は福岡だったけど、マイクが吹っ飛ぶトラブルがあったからな。
音声だけ、さいたまとか大阪のに差し替えればいいけど、いやがるかな。
ファンとしては、歌が飛んでしまったら、それはそのままで出して欲しいけど。

初日に一緒に行った人はそれほどの林檎好きではなかったけど、
終わってから飲みで、
これって、日本の才能すべて集めてますよね、って言ってくれた。
そう、そのとおり。児玉裕一、飯嶋久美子、斉藤ネコの楽団、
バンドメンバー、日本の超一級の才能と林檎の個性の融合の賜物。

その後のテレビ番組とかで、東京オリンピックの委員である蜷川実花さんが
ほのめかしているから多分実現すると思うけど、
東京オリンピックの演出は、このライブを手がけた面々に任せていいと思う。
世界中の人たちが楽しめるエンターテイメントを提供できるはずだ。

楽曲の構成は、着替え中のインスト曲を除いて
日出処から9曲
今、赤道を越えたら、走れゎナンバー、JL005便で
ちちんぷいぷい、NIPPON、 自由へ道連れ、静かなる逆襲、ありきたりな女
三文ゴシップから4曲
 都合のいい身体、密偵物語、流行、マヤカシ優男
その他林檎名義が3曲
 葬列、やっつけ仕事、私の愛する人
事変曲が3曲
 遭難、禁じられた遊び、能動的三分間
提供曲カバー、コラボ曲が5曲
 暗夜の心中立て、決定的三分間、最果てが見たい、殺し屋危機一髪、主演の女

三文ゴシップの曲は、あまり演奏されておらず、ぜひやって欲しかったので嬉しい
提供曲コラボ曲については、別の場でもよかったかな
おそらく、林檎博08と曲がかぶらないようにしたのだと思うけど、
08にいけなかった人もたくさんいるので、演奏して欲しかったと思う。
浴室とか罪と罰とかね。

林檎博'14 11/29,30 年女の逆襲ライブレポ(ネタバレあり長文)

11/29一日目の記憶を11/30二日目見た内容で補いながら書きます。

また、@higenotamayama さんのブログの記事を参考にしました。
ご無沙汰です。
大阪、福岡ではじめて見る方、今回のライブはネタばれ見ない方がいいです。

(一日目)
さいたまスーパーアリーナ 開演20分前に到着
会場外のグッズにはものすごい列 この人たちは今日は見ない人なのか
200レベル300レベルの入り口に10分ほど並び入ることができた
手旗売り子がいない、きょろきょろ探すもわからず
とりあえず237扉から入り席へなんと一番上から2列目。
荷物を置いてもう一度手旗を探しにいく。
持っている人に聞いたら、入り口入ったあたりと。
そこらしい列に行ってみたらものすごい列で、係員に、
今並んだら開演に間に合いませんと言われ諦める。
こんなこともあろうかと08の時の旗と神山町班大会の旗を持って来ておいた。
(二日目)
今回は開場40分前に到着。
開場時に早く入って、開場内で手旗だけは確保しようと来たが、
なんと会場外のグッズ売り場の列が昨日よりも短く、流れも早い。
すかさず並び、手旗だけでなくありあまる富箱などいろいろ買う。


注意!!!!ーーーーーーーここからネタばれーーーーーーーp


アリーナ席後方のミキサー卓の場所が、高い台の上に作られている。
実はこの中に仕掛けがある。
客電が消えて舞台前の幕に、スターティングクレジットなのか
モノクロの映像が映し出されて、
「今」が始まる。興奮で文字を追えない。
M01 今
曲の後半の盛り上がるところで、映像を写した幕がはらりと落ちる。
客席後方の台の中から、林檎登場小舟に乗っていて、本当に浮かんでいるみたい。
かっこええー。大きな帽子をかぶっている。洋装だが花魁的イメージかな。
小舟は舞台に向かってゆっくり進む。
すこしずつあがっていく。神がかりすぎる。
一日目は200lvの31列目で上から見るとサイリウムみたいに見えた

青い光のゆらめきで、川の水に見せていたのは、
観客の百人ほどにLEDでも渡してんのかなと思ったけど、
二日目に200lvの3列目で見て、タネが分かった。
アリーナ観客の頭より少し上にレーザー光線を飛ばして
観客が振る手旗に当てて光らせているのだ。
観客の動きを織り込んで演出に使うとは。

M02 葬列
うわー、歌い始めからカルキの曲にいくとは、いい意味で予想を裏切りまくり。
ディスカバリーを思い出させる泡みたいな映像。
舞台後方、競りあがっていて左側は弦楽隊、右側はブラス隊とパーカッション
スクリーンは中央上、左右、いくつかに分かれている。

 

f:id:ytkmatsumura:20141202010616j:plain

 


でも、アーチストを大写しにしてくれない。双眼鏡持って来て良かった。
舞台上は左から、
pf 赤いボンボリがついたおもろい帽子かぶっていて、
弾くスタイルもまさしくヒイズミ
vn&コンマス 斉藤ネコさん
アコーディオン 佐藤くん
gt 浮雲 黒白細い目ボーダー柄の長袖Tシャツ(ステージ上はみんな)
ヒーちゃん、浮ちゃんはTVの歌番組にも出ていたので期待していたが予想通り。
gt 竹内さんだった
ウッドベース 鳥越くん
dr 見るからにみどりん
ほかにもいたかな。
ステージ上のスモークが幻想的。

アカペラになるとことでの男性陣のコーラスも良かったな。

M03 赤道を越えたら
林檎はタンバリン。浮ちゃんもタンバリンとパーカッション。
今回は浮雲はギタリストというよりボーカリスト。いい声してるし。
背面のスクリーンが無地で、バンドメンバーのシルエットが映える。
バンド+ブラス隊がゴージャスな曲。

M04 都合のいい身体
今回のメインテーマ、キャバレーの曲来た。
アメリカの60年代のネオン風のLEDのスクリーン。
グラマラス ボディとか
ボディコンシャスとかそんな言葉が並ぶ。
音楽もバンドの何人かがコーラスにまわりゴージャス。
三拍子のリズムに合わせて、海原の小舟がどんぶらこ、どんぶらことか、
白いお化けのアニメが踊る等、ディズニーのファンタジアを彷彿とさせる。
この映像もすばらしい。

(タレコミ)二日目、林檎ちゃんが歌うの忘れて、後ろにいて、
あわてて小走りしてマイクのところに来て、途中から歌いだしたというのが
ありました。

M05 やっつけ仕事
おー、古い曲もやるのね。テンポかなり速め。
この曲はバンドメンバーだけでバッチリキメる。
林檎も投げやり風、ボーカルがいい。

M06 走れゎナンバー
事変の頃からCG映像をうまく使っていたが、この曲の映像は秀逸。
路上を走る赤い車を空撮したようなCGやゲームマシンのような、
車のフロントガラスのような映像。
この曲だったか、ディズニーのファンタジアを意識したような、
白いお化けが踊る映像。児玉裕一の仕業と見た。
そらそうだわな。
車のナンバーはもちろん、わ04-17。
歌い終わったとき、すーっと奈落に吸い込まれる。
ringoexpo08の時にも使った手法。

M07 渦中の男(インスト+録音ボーカル) 林檎は衣装チェンジ
二人のダンサーの映像も。
一人は朝ドラのカーネーションに出てきた、
コシノジュンコ風のサイケな感じ。も一人はもっとアナーキーな感じ。
ネコさんが中央でバイオリンを弾く。かっこいい。

M08 遭難
JAZZアレンジで来たけどすぐわかった。
事変曲もやってくれるんだ。嬉しい。
花嫁みたいな白いドレス、ブーケ、髪はピンク。白い顔のメーク。

M09 JL005便で
この曲の映像は、離陸した飛行機の雲の上からの映像。
M06は車。こちらは飛行機。
最初のスクリーンは夜の滑走路。005と表示される。
そこから離陸して、夜空を飛ぶ。天井から吊るしたLEDが
青く輝き星のよう。
やがて白い光が差し、朝の雲の上を飛ぶ。
さっきは映像だったダンサー二人がリアルに登場。
ダンサーも白い布をまとってる。
オルガン風の音が雰囲気をよく出している。

M10 私の愛する人
この曲はカーネーションのシングルCDのカップリングだったらしい。
一日目に聴いて、自分のCDを探したら合った。CD買ってたのに、
iTunesにすら入れていなかったという失態。
ストリングスが有効に使われるサンバの曲。
浮雲と掛け合いで歌う。途中から、事変解散後に
使われていたPVの映像が使われる。
何人ものキャップを被った林檎が行進する。

M11 禁じられた遊び
この曲は赤。冒頭のメロディーの辺りをヒイズミのカオスなピアノで、
緊張感たっぷり張り詰めさせる。
そして「雨音は~」からのサビでは、ディスカバリーの時と同じように
旗ふりまくり。

この曲もJAZZYなアレンジ。テンポがかなり速い。

M12 暗夜の心中立て
マーチ風の演奏で始まって何の曲かと思ったけど、
石川さゆりに提供したこの曲だったか。
石川さゆりに負けないよう絶唱。二日目の声が凄かった。
白いドレスの赤い光を当てて、赤いドレスに染め上げている。
林檎が歌ってもエロい。ゴージャスな曲に仕上がっている。

M13 Between today and tomorrow 林檎は衣装チェンジ
ヒーちゃんのピアノソロで始まり、ネコさんのバイオリン、
佐藤くんのアコーディオンいい感じに続く。
映像は、それらのアーチストの演奏の姿に炎がかさなる映像。
これは予め撮っておいたものみたい。
ここで、GALACTIC EMPIRE という楽団名が明かされる。

M14 決定的三分間
ダンサー二人とともにオレンジ色の衣装を着て登場。
林檎は短めのワンピース、ダンサー二人はショートパンツ姿。
拡声器で歌う。映像でのRingo Expo 2014と表示された
iPhoneの映像が左右のスクリーンに表示され効果的。
ここでディスカバリーの時と同じような電飾階段が使われる。
今回あちこちで、児玉さんは東京事変の最後のツアー、
ディスカバリーの映像手法をもう一度使う。
これが事変好きにはたまらない。

M15 能動的三分間
ディスプレイは電飾階段も含め、
すべて赤い字で残り時間のカウントダウン。
途中から、ほかのテロップが混じる。
テロップの内容は、
電車の遅延表示や携帯電話の使用はお控えくださいという鉄道もの、
スピード厳守というような道路交通にかかわるもの、
前日に比べ3ポイントアップみたいな株式市場のもの、
能動的三分間の歌詞の一部が混じる、
児玉さん、かなり遊んでいる。おもしろい。
浮雲は、ギターを持たず前に出て歌う。
ほかのバンドのリードボーカルをギターとコーラスに従える贅沢。

M16 ちちんぷいぷい
フルートのイントロに始まりこの曲が始まる。
スクリーンのリンゴの絵、それに絡む照明が面白い。
もちろん、唯一みんなで叫べるところ。リンゴ!やりましたとも。
楽しい。

M17 密偵物語
ちちんぷいぷいと密偵物語、似ているので続けたら面白いと思ってた。
スクリーンはアメリカの劇画風でかなりエロい林檎らしき女性。
曲の後半で、後ろからきんきらのモールがアリーナに発射される。
かなりゴージャス感が高まってきた。

M18 殺し屋危機一髪
最初のに、林檎がピストルを撃ち、スクリーンは弾丸で割れたガラスになる。
ゴージャスなキャバレー路線は続く。
エクスタシー(XTC)、致命傷、など歌詞のキメの部分で効果的に文字が表示される。
アメリカンコミック風のスクリーンに日本語訳字幕。

M19 望遠鏡の外の景色(インスト)林檎は衣装替え
ここでディスプレイを使って、演奏陣紹介
ここでも浮雲は自転車で登場するなど、かなり目立っている。
歌の最後で林檎が登場し、一節だけ歌う。

M20 最果てが見たい
白スーツに赤い縦のラインのコート。ダンサー二人も同じ色合い。
映像は緑の草原。
唯一、まったりとした雰囲気。

M21 NIPPON
ドンドンドドドン チアホーンがプワー
ダンサー二人は手旗の振り方指導役。
楽しい、そして後半映像にPVと同じ日の丸が出るところで、涙ブワー(二日目)

M22 自由へ道連れ
ここで、拡声器で歌う。盛り上がる。
M01の時に通ったアリーナ席中央の通路を台にに乗って進む。
片足で立ち、手すりのようなものにつかまり、もう片方の足を後ろに上げる。
何のしぐさかな。
(タレコミ)あの足を上げる姿は、スケボーなのではないかとのこと。
舞台から光が注ぐとき、アリーナ席の手旗の海がすごい。

スパンコールワンピース。ピンクのライン入り。

終盤になって林檎が天使みたいな羽をつける。

M23 流行
イントロでうわー、これやってくれるの! 嬉し、びっくり。
もう一人のギターが竹内さんだからこれは大丈夫だけど、
ラップは誰が???浮ちゃんがやってくれました。
ラップは、もちろん本家のMUMMY-Dのほうが上だが、
そのかわり浮雲はコーラスもできる。かなり浮ちゃんのボーカルが多用されている
衣装もコートを脱いでスパンコール入りのピンクのワンピース。

M24 主演の女
映像はラスベガスのネオンサイン風のゴージャス感。
キャバレー ボンボヤージュ 
Like virginとかSuger & Spice とか
さらにワンピースも脱ぎ、ゴールドのレオタード。
ムチムチボディーのモンロー風。
胸元がかなりエロい。
曲の最後に天使の羽みたいなのを背中につける。

M25 静かなる逆襲
一日目はこの曲が最後だというのが聞き取れず、終わってから
暗転になったのは次の曲待ちかなとしばし待った。
それでも始まらないので、やっとアンコール待ちだと気づく。
だって、それまで一切MCなんだから。
え、もうと思ったけど、時計をみたらすでに一時間半は経過している。
まだ50分も経過していないと思わせるほど、めくるめくショウだった。
二日目には、最後の一曲、お付き合いくださいますか、みたいなのが聞こえた。
曲の途中でネコさん、佐藤くん、浮雲、もう一人誰かが、
バズーカ砲を電飾階段を降りてくる。
終盤に、客席めがけキラキラモール発射。

M26 マヤカシ優男
ブラスでファンファーレが鳴り響き、照明を照らしあげる。
ヒイズミのピアノがすごい。
二日目は途中、背中の後ろから手を回して弾く曲芸みないなプレイも披露。
林檎の笑顔が良かった。
衣装は、ゴールドのレオタードに水色っぽい毛皮風のモールを羽織る。
太ももの峰富士子ならピストルをつける場所に、イアモニタのワイヤレス装置を
ガーターベルトでとめているのも事変時代からのエロい継承。

 

MC 一日目 (こんな感じ)
今日はようこそ。
おはなしもせんとやってしまいました。
みなさんが、どんどんやれという感じだったので。
残すところあと1曲です。
客席、エー 林檎 この一曲をお楽しみください。

MC 二日目 (こんな感じ)
本日は彩の国にようこそ。遠くから来た方いらっしゃいますか。
年女の逆襲ということで、失礼ながらサディスティックにやってみました。

M27 ありきたりな女
最初はピアノだけ、途中からもバンドメンバーだけで演る。
ロングトーンのグッパーーーイがすごい。
歌い終えると深くお辞儀をして林檎退場。
バンドメンバーも演奏を終えると、さっと退場。

エンドロール 本当のさよなら 最後の締めまで浮雲の歌声
かなり一生懸命スタッフの名前を追う。
映像はウスイヒロシ そして児玉裕一か 衣装は飯嶋久美子 やっぱりなと
とかつぶやきながら余韻にひたる。

かなり短くて腹八分目感があるけどこれでいいのだろう。

いろいろ、直さないといけないですが、いったんアップして寝ます。